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72.灰色熊?

さて、ラミーを

仲間にした訳だけど、


プルスケが帰ってこない。


ラミー「プルスケ?あぁ、あのスライムか、意外とキュートな名前じゃないか!」


ラミーが茶化す。


パーティーメンバーだぞ、

仲良くなってくれよ?


しかも、プルスケは

スライムじゃない。プルスケは・・・・


ラミーがはっとした顔になり、

平原の先を見る。


奥から、見るからに強そうな


僕より一回り大きい灰色の熊が

のそのそとやってきた。


勝てない事はないだろう。

だけど、決闘で疲れてるし、

タフそうだから、

相手にしたくないな・・・・


刺激しないよう、息を潜めて

やり過ごそう。【消音】。


と思ったら、暫く辺りをうろうろした後、


僕らの方に向かって、

走り出してきた!


くッやっぱり戦闘は避けられない、

と思い剣を握った瞬間、


熊の体がとけだして、

薄い水色になった。


・・・・・・・・


プルスケか。

気付いていたよ。もちろん。


水色のぶよぶよが、

プルスケの元の大きさに戻っていく。


大きさも変えられるようだ。


そして、

見たことない熊の姿で

出てきたという事は、


この熊を見たか、

倒したという事だけど・・・・


プルスケが得意そうに揺れる。


・・・・倒したらしい。



ラミー「何か言いかけてたけど・・・・そういう事か。スライムではなくて、何か上位種ってわけだね」


「このパーティーでは、自分は新参者だ。」


「プルスケ先輩!よろしくお願いします!」



プルスケは、またも得意そうに揺れる。


扱いやすい人、いやスライム・・・・



プルスケも戻ってきたし、


陽が傾いてきたから、

今日はもうカルリンの宿に帰ろう。



都市に戻るともう、夜ムードで、


家に帰る人々で溢れていた。


ラミー「僕は自分で泊ってる宿があるから、また明日昼11時に、ギルドで今後の事を決めよう。」


ラミーの提案に、こくりと頷く。


そして、それぞれの宿に帰る。



今日はラミーと戦っただけだが、

思いのほか強かったので、


疲れてしまった。


今後は、2人と1匹で無難な依頼をこなして、


カルリンでの、

信用を作って行こう。


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