70.魔法師ラミー2
ラミーから火弾が飛んできて、
それをギリギリで避けて、
近づこうとして、
ラミーから火弾が飛んでくるの
繰り返し、
このままだと防戦一方。
集中力が切れてこちらの負けだ。
仕方ない。奥の手1を使うか。
革の袋を取り出し、
手に投げナイフを持つ。
ラミー「短剣?近づかせはしないよ!」
ああ。わかってるさ!
ラミーの足目掛けて、
鋼鉄に変質させたナイフを投げる。
・・・・ミスリルだと
魔力が吸われ過ぎるけど、
このくらいなら、
50発全部打つこともできる!
ラミー「投げナイフか!面白いね!」
勝利条件には、
相手を立てなくするもあった。
足に刺されば
立てなくなったと思うが・・・・
ナイフはローブをかすめて
ラミーの横を過ぎる。
ラミー「距離が空いてても気が抜けないな。」
「僕も本気を出そうかな!」
これ以上弾幕の密度が
上がったら流石に、
シャレにならない。
僕も奥の手2をだして、
本気でラミーを倒す。
そう、奥の手2は、プルスケだ。
【従魔強化】!【視力強化】!
カバンの中のプルスケには、
いつでも出られるよう
待機しててもらう。
必要ないかもしれないが、
【視力強化】も、つけておく。
そして、今からは
被弾覚悟で突っ込む。
近づいて、
出てきたプルスケと
一瞬で詰める!
次の火弾が出た瞬間!
勝負を仕掛ける!
一瞬の刹那。
ラミーの手から火が出る。
今だっ!
先に動くのはミエス。
大幅に距離を縮め、
ラミーが反応するより先に
プルスケがカバンから飛び出す。
「ぺちちちち!」
ラミー「っな!スライム!?」
おそい!
ラミーの足に向かって
右手でナイフを3本、投げるが
これはブラフ。
本命を1本、太腿に向かって投げる。
太腿にまともに刺されば、
動けなくなる。
プルスケは、ナイフを隠すように、
【水魔法】でかなり薄めた
【酸弾】をまだらに打つ。
これらを全て躱すのは僕でも無理!
僕の・・・・勝ちだ!
ラミー「僕は・・・・大魔導士になるんだ!ここで負ける訳には、いかないッっ!!!」
その瞬間、ラミーの手に、閃光が走る
辺りがまばゆい光に覆われ、
体に電撃が流れる。
がっ、・・・・
手が軽くしびれて、
左手に持ってたナイフが落ちる。
ラミーも奥の手を残してたらしいが、
これは・・・・珍しい【雷魔法】?!
しかも、【火魔法】との、デュアルスペルだ。
これだけの使い手なら・・・・
自分でパーティーを作らなくても、
引く手数多な筈だが・・・・
ラミー「うっ!はぁ、はぁ、」
ま、まだ立てるのかよ!?




