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67.図書館


荷運びの依頼は・・・・


バカみたいに重い木箱を、

かなり離れた店に、運ぶという内容。


依頼人はムーアさんで、

女性の商人。


そして、運んだ先は、

ウェウスポーンだった!

なるほど、武器とか防具とかの装備品か、

それは重い!


プルスケは、グールになって、

助けてくれようとしてたけど、


見た目が悪いし

依頼人は怖がるし


模倣しても、

ステータスはそのままなので、

あまり戦力にならなかったりと、

散々だった・・・・


僕はその気持ちだけで十分だよ・・・・



ムーアさんは料理が得意だからと、

昼飯をつくってくれて、


久々に、暖かい食事ができた気がする。


宿の料理はなんか、

ぽそぽそしてるんだよね


聞けば、【料理】スキルは

Lv.3しかないらしい。


僕の1つ上じゃないか!


僕の中で、将来的に

自炊を決意した瞬間だった。



荷運びの依頼完了を

ギルドに報告して

報酬を受け取ったら、


次は本が読める場所に行く。

対魔術師用の戦い方を

勉強しに行くためだ。


ムーアさんに聞いたのだけれど、


この都市には、結構大きい

図書館があるようだ。


入るのに有料らしいが。


しかし、情報は大切だ。

そこはケチってられない。



冒険者ギルドから、

町の中心に向かって歩き、


中央広場に入り、


来た道から、右に

90度曲がった通りを

進む。


すると見えてくる、

冒険者ギルドなみに

大きい建物が図書館らしい。


・・・・エラクバの町とは

比べ物にならない程大きい都市だ。


そして、ここが図書館か、

確かに結構、大きい。


場所も、住宅区と

商業区の間にある、いい土地だ。


とにかく入ってみよう。


「ぎぃいいいい!」


うわぁあ!


ドアきしむ音!

この音嫌い!


と、取り乱してしまった。


受付の人が、何事かと

こちらを見ている。


なんか、すみません・・・・


入場料銅貨3枚を払って、


いざ、本の海へ!


こ、こんな量の本を見たのは、

今世で初めてだ!


僕はすごくワクワクしている!


プルスケは、

凄くつまらなさそうだけど・・・・


資料や、絵本、図鑑、歴史書や

参考書、料理本まで、


見るのにお金がかかるけど、

魔導書もある!


それに・・・・!


それに・・・・?


なんだこれ、

大きい本がある。


僕が両手でギリギリ持てる

くらいの大きさだし、


なにより、棚じゃなくて、

開けた床に置いてある。


なにが書いてあるんだろう・・・・

興味が湧いてきて、


その本に触れようとした瞬間、


「ばぁ!」


!?


本の表紙に目玉が開く。


ビックリして、

腰から床に落ちた。


「ケケケ!やっぱり初見だったか!してやったりだぜぇ!」


ほ、本が、喋ってる!?


まさか、魔物?! 油断した!


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