表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
さらば変人!  作者: 差等キダイ
46/63

第45話

 そろそろ作詞の方も上げます!

 今度はドアがコンコンと控え目にノックされる。間違いなく義姉さんだ。

 こちらが返事を返すと、ひょこっと上半身を覗かせた。

 そして、俺が抱えているベースを見て、目を丸くする。



「あれ?弟君、楽器始めたの?」

「……始めざるを得なくなったというか、まあ、4月にライブをしなくちゃいけなくて……」

「へえ、ぜったいに観に行かなくちゃ!」

「いや、いいから」

「え~、私が行かないと、弟君が黄色い声援ゼロに……」

「いや、声援くらい貰えるから!…………多分」



 ぶっちゃけ自信はない。とはいえ目立たずに済めば、それはそれで結果オーライだ。あの二人が存分に人目を引くことを期待しよう。



「それで、どうかした?」

「ふふん、今朝宣言したよ?」

「あ……」



 そうだった……すっかり忘れてた。

 俺のエキサイトグッズ捜索が行われるんだった……………………なんてな。

 既に全てのお宝は移動させている。

 そう……ただいま捜索開始しようとしている義姉さんのベッドの下に!!

 オッサンから『アホの極み』と言われたが、灯台下暗しという偉大な言葉を忘れてはいけない。

 今日は余裕でしのげるだろう。



「さ、どうぞ」

「やけに素直だね……怪しい」



 自信満々の俺の態度に義姉さんは怪訝そうな目を向ける。おっといけない。あくまで普段通りが大事なのだ。



「ど、ど、どうぞ……」

「急に態度変わった!怪しすぎるよ!?」

「別に~……あっはっは!」



 両手を広げ、高らかに笑い、ウインクを飛ばしていると、玄関のチャイムが鳴り響いた。

 読んでいただき、ありがとうございます!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ