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第41話
今後は短めで頻繁な更新を目指します!
「よし、では始めるか」
「いやいや、ちょっと待ってください。どんな無理ゲーですか」
こちとら軽音部に入部して、一週間も経たない内に楽器を諦めたなんちゃって軽音部だ。いきなりセッションなどできるはずもない。
「てか先輩、楽器弾けるんですか?」
「うむ」
先輩は俺の言葉に眼鏡をキラリと光らせ、鞄の中から、シールドと小型のアンプを取りだした。恐らく勉強道具なんか一切入ってないんだろう。
アンプは電池式なのか、コンセントに繋がなくても、ざらついた音を発した。
「…………」
「「おお……」」
先輩がピックで弦をはね、指を滑らせると、聞き覚えのある軽快なメロディーがアンプから流れてくる。
これは……某音楽番組のテーマソング……!
素人目にも先輩のテクニックがわかるくらいだ。
「先輩、すごいじゃないですか!」
「ただの変人オタクじゃねーんだな」
「当たり前だ。俺は軽音部の部長だと言っただろう」
「いつから練習してたんですか?」
「今月初めぐらいだな」
「…………」
「安心しろ。お前も……」
「できんわっ!……ま、まあ、とりあえず曲の難易度は低めの奴で……」
「おい、お前ら。それより……」
「「?」」
「二人だけでやんのか?」
「「あ……」」
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