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さらば変人!  作者: 差等キダイ
39/63

第38話

 すいません!少し遅れました!

 次回はもう少し早く更新します!


「与、昨日はどうしたのだ?」

「…………あ」


 

 放課後、部室に行くと、先輩が仁王立ちで待ち構えていた。表情こそ普通だが、背が高いせいで威圧感ハンパない。昨日、一体どうした…………あ。

 やばい。

 先輩を駅に放置したまま、帰ってしまった。

 いや、義姉さんの女子高生コスプレを見た衝撃で、すっかり頭の中から存在が消え失せていただけだけど。



「だから言ったじゃねえか。何か忘れてねえかって」



 嘘つけ。



「いや、駅前で女子高生のコスプレしてる義姉さんと会って……」

「……さすがにそれは嘘だろう」



 俺もそう思います。

 しかし、事実だから仕方ない。

 つまり、これは義姉さんが悪いということなのだろう。はあ……帰ったら、少し多めにコスプレしてもらうとしよう。CAだけで済ませるつもりだったが、やはりコスプレの王道中の王道・メイドをやってもらおう。



「「気持ち悪いな……」」



 オッサンと先輩がハモった。どちらもドン引きの表情をしている。そういや先輩には見えてるんだった。



「お前のニヤニヤした顔……」

「底知れない狂気を感じるのだが……」

「いや、そんなはずは……」



 あんな清らかな妄想から狂気だなんて……。

 苦笑いで誤魔化していると、先輩が手に持っている物に気づく。



「先輩……それって……」

「ああ」



 先輩はどこか得意気にそれを掲げた……よし、話を逸らせた。



「ドラムのスティックだ」

 読んでいただき、ありがとうございます!

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