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さらば変人!  作者: 差等キダイ
33/63

第32話

 そろそろ前の話の加筆修正をすすめていきます!

 作詞の方も上げていきます!

「先生、お休み!」

「そうはさせません!」



 何事もなかったかのように家の中へ入ろうとすると、先生の妹だと発覚した謎の美少女から首筋を掴まれる。いつの間に距離を詰めて来やがった……いや、それより……痛い痛い痛い痛い!

 


「あ、愛里!?どうしたの!?」



 先生が慌ててこちらに駆け寄り、愛里と呼ばれた妹は、やっと俺の首を解放してくれる。

 義姉さんが苦笑しながら、さっきまで指がめり込んでいた首筋を撫でてくれた。

 そういや、あの場からさっさと二人を置いて、逃げ出したんだっけ?



「ちっ、あと少しでこいつも仲間になるところだったのに……」



 縁起でもない事言うんじゃない。



「新藤君、大丈夫?こら、ダメでしょ、愛里」

「いえ、積年の恨みを晴らしただけです」

「今朝会ったばかりじゃねえか」

「うるさいです、この変態!私のパンツ返してください!」

「「え!?」」



 梛ノ宮愛里の言葉に反応した義姉さんと先生の、凍りつくような鋭い眼差しが突き刺さる。



「おい!さりげなく罪を重くすんな!偶然視界に入っただけだよ!むしろお前が悪い!」

「こ、この男……まあ、あなたの綺麗なお姉さんに免じて、よしとしておきましょう」

「あはは……」

「そういや、義姉さん。あの場に残ってたなら、俺の無実を晴らしてくれてたんじゃ……」

「いや、あの後すぐに別れたし……それより弟君。はやく謝った方がいいと思うよ?」


 

 義姉さんが背中をポンポンと叩き、優しく諭してくる。

 まあ、確かに。

 事故とはいえ、幼気な女子中学生の心を傷つけたのだから、謝っておいた方がいいのだろう。



「まあ、その……ごめん」

「え?あ、いえ……」



 素直に謝ると、その事がよほど意外だったのか、梛ノ宮愛里はわたわたと手を動かし、慌てだす。案外可愛いところがあるじゃないか、と少し頬が緩んだ。



「いえ、こちらこそ……頭に血が上りすぎていたかもしれません」

「いや、やっぱり胸を触ろうと考えたこっちだって悪い訳だし……」

「は?」

「新藤君?」

「……弟君?」

「……あれ?」

「やっぱお前、頭おかしいだろ……」


「ねえ、さっきから玄関の前で何騒いでるの?」

 読んでいただき、ありがとうございます!

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