第四話 まさかの時の友 こそ真の友
渉は「」で
ネルは〈〉にします。
モブは[]で。
????年?月??日 蜊亥セ�?時??分
ネルが突然暗い顔をした。渉は咄嗟に「どうした」と聞いた。
するとネルが、〈この国は腐っている、帝国の民の大半は飢えに苦しみ争っている。職に就けても生活が安定する事はない。そのくせ我々王族や貴族は、十分すぎるほどの食事も娯楽もある、にもかかわらずそれを分け与えようとしないあまりにも傲慢だ! そして私もそのひとり、..本当に情けない...分かっていても楽をしてしまう。飢えが怖くて食べれないほどの量を頼んでしまう。本当に、本当に!情けない....〉と声を震わせながら話した。渉は、最後まで何も言わず聞いた。
「ふざけるな!」と渉が胸ぐらを掴み言う。コレは対等な友だからこそ出来る事だ。
ネルは驚きもせずただ黙っている。
「お前が言ってた国民が笑える国にしたいって言うのは嘘だったのか‼︎ 自分に嘘ついてまで楽したかったのかよ‼︎」と怒鳴る渉。
〈違う!嘘な訳ない!私は第一王子だ!次期国王だ!
国王は民の為に、、!〉とネルが大声で言う。
「だったら情けないないなんて言い訳してんじゃねぇ!」
ネルはハッとし、黙ってしまった。
長い沈黙が続く....
沈黙を破ったのはネルだった。
〈すまない渉。私は多分、怒って欲しかったのだろう。私は小さい頃から甘やかされ、欲しいモノは何でも手に入れられた。 だがそれは勘違いだった。たった一つ...たった一つだけ手に入れないモノがあった。 それは愛情だ。私は確かに皆から甘やかされていた。だが愛情がある者は1人もいなかった。 家族でさえも、父上は無関心。母上は...私を産み亡くなってしまった。 私は愛が欲しかったんだ。ずっと...
だが今日、渉から貰った。愛情とは違うが、似た何かを.... ありがとう、そしてすまない渉。〉
と泣きそうな声で言うネル。
すると渉は、優しい口調で
「ネル、謝るは一回でいい。ありがとうはいくらでも言え。 確かにお前に愛情はないだが、友情はある。お前と俺だけの絆だ。」と言う。
「だけどよネル。お前、このままでいいのか? 変えたいと思わないのか?こうしている間も国民は苦しんでる。」
〈変えたい!変えたいさ...だが出来ないんだ私はまだ国王じゃない。一刻も早く変えたいと思うが出来ないんだ.....私1人じゃ..出来るわけない。〉
「だったら俺も手伝う。」
〈そんなの危険だ〉
「何言ってんだよ、俺とお前の中だろ。お前が困ってたら俺が助ける、俺が困ってる時はお前が助けてくれ。」
〈渉....ありがとう..! そうと決まれば!.....
...どうする?〉
「.....どうしようか、」
大丈夫かな、こいつら
[あ、あの〜]と後ろから声がした。
渉とネルは驚き後ろを見る。
〈誰だ!〉....
最後まで読んでくださりありがとうございました。
ちょっとこの後の展開の為に強引にしてしまいました。
エピソードタイトルの『まさかの時の友 こそ真の友』
『苦境や不慮の災難など、困っている時に助けてくれる人こそが、本当の友人である』という意味のことわざ
らしいです。(ネット情報)




