第十三話
時野渉は「」で
ネルは〈〉
エリナは〔〕
モブは[]です。
〈...ッ!〉
〈(そうだ。 私は民を導く存在! こんな所で諦めたら皆に合わせる顔がない!)〉
〈ッ! アーテラスの兵士たちよ、今! この国を蝕む病原菌を滅する時!〉
兵はそれに応えるように高い雄叫びをあげた。
エリナの手がピクッと動いた。
料理長[! そこを動くな! 国王がどうなってもい
いのか!]
と王に剣を向けた。
「クソ! おい、人質なんて卑怯だぞ!」
王に剣が向けられている以上下手に動くことはでき無い。
ドンッ
料理長[なっ]
ドンッ ドダダダダッ
と誰かに押され料理長が勢いよく転がり落ちた。
料理長[うぅ..]
ネル達が訳もわからず玉座を見ると
そこには目に輝きを取り戻したエリナの姿が
〔は、早く!〕
兵達はハッとし急いで料理長の元へと向かう
[ぐっ ぐぁ]と料理長がうめきだした。
体が粉々の灰になってゆく。
すると、渉の方を指差し
[いずれこの星は滅びる、あの方が滅ぼして下さるだろぅ!]と言い。完全な灰となってしまった。
王の目も元の輝きを取り戻した。
〈渉!無事か?〉
「あぁ。 お前の方こそ大丈夫か」
〈私はお前のお陰で何ともない。〉
〔あ、あのぅ〕
〈エリナ嬢! 無事か!怪我は⁉︎〉
〔え! あっはい! 大丈夫です! それと本当にすいませんでした。〕
「気にすんな。お前も操られてただけなんだから。」
国王[ネルよ..]
〈! 父上! お怪我は〉
国王[...儂は王失格じゃのぅ ネル、お前王の座を
譲ろう。]
〈ですが私はまだ!〉
国王[国を救ったのだほかの者も異議は唱えまい。]
〈父上...〉
トン トン
「頑張れよ 国王様。」
〔わ、私も専属侍女として支えていきます!〕
〈...分かりました。 王の座に着きます。〉
「そうと決まれば。 祝え!新王の誕生だ!」
[[[[ウォー]]]]
「あ、そうそう。 えぇーとバルト...さん?さっきは助かった。 サンキューな。」
バルト[いえいえ。 こちらこそ]
_______________________
翌日
戴冠式が行われた。
新王誕生を祝うため盛大なパレードが行われている。
「すっげぇな。」
〈あぁ〉
「何だ。 緊張してんのか?」
〈いや。 皆、笑っている... 私はこの笑顔を護れるだけの器なのだろうか...〉
「新王がこんなネガティブじゃ、無理かもな〜 よしエリナ言ったれ!」
〔えぇ! ネル様! ネル様はとても素晴らしい方です! 人を思い、人に思われています。 今、皆さんが笑っているのはネル様だからネル様が王になるからです! そ・れ・に私言いましたよね。ネル様が作る国を見てみたいって!だから早く見せてください!〕
「そうだぞ!」
〈おぉお..わ、分かった。分かったから二人とも顔が近い。〉
バルト[新王。 そろそろ、]
〈! あぁ 〉
[新王! ネル-フォン-アーテラス!]
[[[わぁー]]] [[[きゃー]]]
ネルに黄色い歓声が浴びせられる。
〈...私はこの国を誰もが笑い、おこり、泣き、そんな感情をあらわにできる国にしたい。 だが、そんな事私一人では到底叶わない。だからこそ皆に協力してほしい。 この国を私一人ではなく、みなで築いてゆこう!〉
[[[わぁー]]][[ネル様ー]]
〈ふぅ..〉
「おつかれ。 国王さま」
〈渉、ちょっとバカにしてるだろ。〉
「いぃや、別に〜 にしても何回見ても凄いな」
〔ホントですね。〕
〈あぁ〉
突然、渉の眼が『黄色』に
「ん? (なんだ?体が浮いて...なんか手も... ッ!)」
ここにくる前と同様に体が散り散りに空へ消えて行く
「(あぁ!もう! タイミング悪すぎだろ!)」
「おい! ネル!」
〈? どうした?〉
ネルとエリナが振り向く。
〈! 渉!お前体が!〉〔わ、渉さん⁉︎〕
「悪いが、もう時間みたいだ! じゃあ元気でな!」
〈待て! まだお前に礼をしてない!〉
「礼? いいよ別に」
〈よくない! 渉、コレを!〉
と言いネルは何か投げた。
渉は見事にキャッチし、
「何だコレ。 指輪?」
〈渉! それはただの指輪ではない! 我が国の、そして「友」としての証だ! 時代を超え、世界を超えても、その輝きがお前を導くはずだ!〉
「サンキューな。 ネル、お前、俺のこと忘れんなよ! エリナもじゃな!」と言い渉は完全に消えた。
〈あたり..前だろう...〉
______________________
2028年9月16日 午後16時38分。
渉がゆっくり目を開ける
「夢だったのか?」 ...いや違うか」
渉はその言葉を瞬時に否定した。なぜなら渉の手には時代にさえ切られない絆があったから
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最後まで読んでくださりありがとうございました。
スローが『紫色』
停止が『赤色』
過去関連が『緑色』
未来関連が『黄色』
僕が忘れそうなのでメモってます。気にしないで下さい




