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インナーリロゥド  作者: 那鈴
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第7話

 朝位置情報を見るとその点は、昨日と変わらない位置にあった。私たちはそれを確認すると同時にミレイの家を出た。

 朝のため人通りが少なく昨夜同様静かだった。強いていうなら除雪車が走ってる程度だった。私たちが呼んだタクシーはその除雪車を抜かしてその場所に向かっていった。やがて高速道路に入るとすぐに県を越えた。そこでも外を見ると雪が積もっていて、街が白かった。


 その場所にはすぐについた。そこはその県での観光都市で、私たちがついた頃には時間の関係もあって人通りがあった。位置情報の発表から時間が経っているため移動されていると読んだ私たちは、周囲の捜査から入った。三手に分かれて私は立候補して商店街に入った。


 商店街なので当たり前のように人が多かった。プレイヤーは専用のジャケットを着ることになっているので、見つけること自体は簡単なはずなのだが、一通り見終わった頃にそれらしき姿は見つけられなかった。捜索時間の予定は半日設けられておりまだ三分の一程度しか経っていなかった。あれでは少し雑すぎたのだろうかと考え、もう一通り見ることにした。


 今度は細い路地にも割と気を使って回ったが、それすら終わった頃には私の集中力はちょうど切れていた。


 初めに比べ粗に人が増えてきた。

 このまま終わるとダメだろうなと分かっているので、時間のあるかぎり捜索はすることにした。多くなってきた。そしてそれと同時に、私は気になった食べ物を買った。それは丸い円盤を三つ串に刺した食べ物だった。それを食べながら歩いていた。


そんな時だった。


 人生は不思議なものだ。何もない時にそれが起こる。二度あることは三度あるともいうのに、それが起こる。なのにそれは普段は起きない。だから予測できない。そしてそれは決定打になる。


 私は入り乱れる人の向こうに、銃口を向ける彼女を見つけた。

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