2月24日 一泊二日(研究)
僕は、スマホを見ながらどれくらいの家賃にするか考えていた。おそらく、大学生活は那由多と同じように奨学金を借りながら、バイトをするような生活になるだろうな。そうなった時、家賃をいくらにするかが一番重要だった。高すぎたら、たくさんバイトをしないといけない。けど、僕はバイトなんてあんまり向いてないことはわかっていたからこそ、あまり高いところにはしたくない。明日、那由多はどんなところを進めてくるのか僕はとても気になっていた。
2月13日
アイツ「じゃあ、この続きは後でだね」
僕 「えっ、後なの?」
アイツ「今、やっても夜の楽しみがなくなるじゃない」
僕 「まぁ、そうだけど」
急に立ち上がったアイツは、お会計の方に行く。相変わらず、勝手な奴だな。それにしても、この後は何をするつもりなんだろうか?
アイツ「優斗は大学でしたいことあるの?」
僕 「うん。研究がしたいんだ」
アイツ「ずっと、それ言ってるよね」
僕 「まぁ、それが目的だからね」
アイツ「何の研究がしたいの?」
僕がしたい研究は、ある人にとってはとても大事なモノだった。そのある人は、アイツが知っている人の親でもあったんだけどな。
僕 「薬の研究」
アイツ「薬?でも、優斗は医学部でも薬学部でもないじゃない」
僕 「うん」
アイツ「どうするの?」
僕 「まぁ、いろいろやりたいことがあってな」
この説明では、アイツは全く納得がいかないようだった。
アイツ「じゃあ、教えてよそれ!!」
僕 「えー、じゃあホテルついたら言うよ」
アイツ「そうだね、ホテルついたらいろいろ話そ」
僕 「わかった」
僕たちは、カフェを出て外に出て行った。
アイツ「ホテルは、ここから30分くらいかな」
僕 「何で行くの?」
アイツ「歩こうよ」
僕 「歩くの?」
アイツ「もちろん」
まじかぁ。30分も歩くのかよ。僕は、ここ最近30分も歩いたことなかったし、ついていけるか心配だった。しかし、そんな僕をよそに、アイツはスイスイ歩いていく。
僕 「ちょっと、待てよ」
アイツ「遅いよ、優斗。さっさと、行かないと日が暮れるよ」
もう、日は暮れてるっていうのに、アイツは、、、。
僕 「待ってよ」
アイツ「早く、早く」
僕 「もう」
アイツといるといつまでもこの瞬間が続くと感じてしまっていたのだった。




