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日常で世界を変える(世田編)  作者: mei


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2月23日 一泊二日(必死)

 那由多は、何やらパソコンで作業をしているようだった。大学のレポートだろうか?昔の那由多ではないくらい真剣にタイピングを打っていた。ここで、声をかけてもいいか躊躇してしまうくらいだ。兄の那由多は、来年大学4年生になるということもあり、これから就職活動をすることを話していた。那由多がどんなところに行きたいのかとか何も知らないな。


 ー2月13日ー


 アイツ「じゃあ、お題は女子で一番変わっている人にするね」

 僕  「変わっている人?」

 アイツ「うん」


 パッと思いつく人が出てこないな。


 僕  「誰だろうな、、、、、、、、」

 アイツ「思いつかないの?」

 僕  「うん、全然」


 アイツはスラスラ書いているのに対し、僕は全くシャーペンが動いていない。この差は、なんだというのだろうか?


 アイツ「よし、書けたー」

 僕  「もう書けたの?」

 アイツ「優斗が書くのは、私にはわかるのよ」


 何も言い返せない自分に腹が立ってしまう。すると、時刻はもう17時を過ぎていることがわかった。


 僕  「どうしよっかなぁ、、、、、」


 頭の中で必死に考えた結果、俺はある一人の名前が思い浮かんだ。それは、高田真波だった。高田真波と言えば変わっているというよりは、凄いという方が適切ではある。でも、大学に行かないなど変わったところは多い。こだわりが強いとでも言うだろうか?


 アイツ「書けたの?」

 僕  「んー、まぁ」


 急いでシャーペンで名前を書いていく。もし、これで書かれたらな。不安と希望が入り混ざりながら、アイツの方を見つめる。


 アイツ「えー、真波?」

 僕  「うん」

 アイツ「わからなくはないよね」

 僕  「なんて書いたんだ?」

 アイツ「私はね、、、、、」


 アイツは、ゆっくりと紙を僕の方に向けた。


 僕  「えっ、まじ?」

 アイツ「まーじ」


 紙には、ひらがなで、"たかだまなみ"と記載されていたのであった。


 僕  「なんでだよ?」

 アイツ「私は、天才だからね」

 僕  「まじかぁ」

 アイツ「でも、もう一回してあげる」

 僕  「まじで?」


 なんとか救われた。もし、ここで終わりなら負けていた。このチャンスをどう活かそうか。


 アイツ「じゃあ、次は優斗がお題を出す番だね」

 僕  「んー、何にしようかな?」


 お題は意外に考えるのが難しいな。

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