2月22日 一泊二日(正当)
那由多は、今どんな気分なのだろうか?わざわざ僕のためなんかに帰ってくるなんて想像もしていなかった。那由多は、この前帰ってきた時と同じような様子で、何一つ気にしてはいなさそうだった。もう、時刻は23時ということもあり、とても眠そうな表情をしていた。まぁ、詳しいことは明日話すとするか。どんな場所に住むのか打ち合わせは今すべきではないと考えた僕は、那由多を横目に自分の部屋へと歩き出した。
ー2月13日ー
アイツ「書けたよ」
僕 「僕も書けたよ」
アイツ「楽しみだな」
僕 「随分、自信があるんだな?」
アイツ「まぁね」
アイツが何を書いたのかはわからないけど、おそらくここに書いてあるることは書けないだろう。僕が書いたのは、"山川楓"だった。
僕 「じゃあ、どっちから見せる?」
アイツ「うーん、、、、。じゃあ、優斗から」
僕 「わかったよ」
僕は、紙に書いた"山川楓"の文字を見せたのだった。
アイツ「えっ、楓書いたの?」
僕 「ああ。ダメか?」
アイツ「ダメじゃないけど、何で書いたのか教えてよ」
よし、この反応だとアイツは別の答えを書いてそうだな。
僕 「アイツの冷静さは本当に尊敬してるんだよな」
アイツ「冷静というイメージはないんだけどな」
僕 「冷静のイメージはないの?」
アイツ「ないねぇ」
僕 「なんでだよ?僕はめちゃくちゃあるけど」
アイツ「やっぱり、優斗はなんもわかってないね」
僕 「なんでだよ」
すると、アイツはゆっくりと紙をひっくり返す。そこには、まさかの"山川楓"の名前が記載されていたのだった。
僕 「えっ?」
思わず反応してしまったが、それ以上の言葉が出てこない。
アイツ「ハハハハハ」
僕 「まじで?」
アイツ「残念だったね」
僕 「ホントかよ」
アイツ「私が書いてないと思ったでしょ?」
僕 「うん。まさか、同じ答え書くとは思わなかったよ」
ホントにしてやられた。これで、次当たる以外の方法はなくなってしまったな。どうしようか。
アイツ「じゃあ、次私だね」
僕 「お題、どうするんだよ?」
次は、アイツがお題を提示する番だった。さぁ、なんのお題にするのか?この前みたいな恥ずかしいやつはやめてほしいな。




