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日常で世界を変える(世田編)  作者: mei


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2月20日 一泊二日(先攻)

 卒業式がある2月28日までは、少なくともこっちにいないといけない。ただ、いきなり3月1日に家を探すというのもな。とりあえず、25日に一度物件を探しに行こう。僕は、25日に日程を決めてお母さんに伝えることにした。


 ー2月13日ー


 僕  「後、どれくらいでつきそう?」

 アイツ「10分くらいで着くんじゃないの」

 僕  「今、食ったら絶対夜飯食えないよ」

 アイツ「いやー、そんなことないと思うよ」


 なぜ、そう思うのか理解ができなかった。


 僕  「なんで、そうなるんだよ?」

 アイツ「えっー、だって食べたいじゃない」

 僕  「食い過ぎだろ」

 アイツ「そうかな?」

 僕  「そうだよ」


 こっちの常識は、コイツにはなかなか伝わらないみたいだ。


 アイツ「それよりも、こっからはこれからの話をしようよ」

 僕  「これからの話?」

 

 さっきもしていたじゃないか。


 アイツ「何よ、さっきもしたんじゃないかみたいな顔しないでよ」

 僕  「でも、したじゃん」


 アイツにいろいろ推測されるのは気に食わなかった。


 アイツ「さっきは、4月からどうするかでしょ?」

 僕  「まぁ、そうだけど」

 アイツ「そうじゃなくて、もっと先の話だよ」

 僕  「何?もっと先の話って」

 アイツ「いつ、私たちが再会するかって話」

 僕  「えっ?」


 さっぱりわからない。


 アイツ「私たちは、この旅行が終わったら会えなくなるのよ」

 僕  「また、会えるじゃねぇか」

 アイツ「何言ってんのよ?私、そんなに暇じゃないからね」

 僕  「そんな会えないくらい忙しいなんてないだろ?」

 アイツ「わかってないね、優斗は」


 何がわかってないと言うのだろうか?


 僕  「じゃあ、教えてよ」

 アイツ「次、会う日を決めようよ」

 僕  「どうやって?」

 アイツ「絶対絶命ゲームで」

 僕  「出た、またそれかよ」


 たしか、前は11月ぐらいだっけな?那奈と海に行く途中にした。あの時は、好きな人の名前を無理やり聞かれて負けに追い込まれた気がする。


 アイツ「前やったし、いけるでしょ?」

 僕  「たぶんな」

 アイツ「どっちがいい?先攻か?後攻か?」

 僕  「そりゃあ、先攻だろ」

 アイツ「じゃあ、優斗が先だね」


 大丈夫。前やったし、大体要領はわかる。あとは、どんなお題にするか?それだけだった。

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