2月14日 一泊二日(全部)
気がついたら眠ってしまっていた。昨日は、ずっとアイツの話を聞いていたということもあり、話している以外の気持ちはなかった。横にいるアイツは、まだぐっすり眠っていたのだった。
ー2月13日ー
僕 「で、今日は何するの?」
アイツ「今日は、食べ歩きよ」
僕 「食べ歩き?」
アイツ「うん。何驚いてるの?」
僕 「驚いてはないけど」
まさか、食べ歩きをするなんて思いもしなかった。
アイツ「横浜行けばいろんなもの食べれそうでしょ?」
僕 「だから、横浜にしたのか?」
アイツ「そうだよ」
能天気な返事を聞いていると、こっちがやる気を失ってしまう。
僕 「わかったよ、じゃあいろんなモノ食べよう」
アイツ「やったー!!!」
僕 「そんな食べるの好きだっけ?」
一応一泊二日の荷物を持ってるから、早くこの荷物を置きたい気持ちを抱いていた。
アイツ「うん、大好き」
僕 「そんなイメージなかったけど」
アイツ「そんな人をイメージで判断しないでよ」
でも、こればかりは納得できないな。中学から知ってるけどそんな様子見たことない。
僕 「何食べるの?」
アイツ「やっぱり、最初は肉まんかな」
僕 「肉まん?」
最初はって、、、、、。どんだけ食べるんだよ。
アイツ「うん。中華系のモノ食べたい」
僕 「餃子とか?」
アイツ「いいね、餃子」
肉まんの次が餃子って、、、、、。まぁ、いいか。
僕 「餃子ね、オッケー」
アイツ「後は、やきそばとかおでんとか」
僕 「なんか、凄い食べるね」
満面の笑みで話をしているアイツを見ると、なんだかあの日に戻ったような気持ちだった。
アイツ「今日は、寝かさないからね」
僕 「えっ?何すんの?」
アイツ「そりゃあ、ずっと語るのよ」
僕 「何語るのよ」
アイツ「全部だよ」
全部って何だろうか?
僕 「生まれてから今日までみたいな?」
アイツ「それもあるけど、これからもかな」
僕 「あぁ、未来もってこと?」
そんなに話すことあるのか?僕の人生なんて。
アイツ「正解!そうそう全部話そうね」
僕 「まぁ、よくわかんないけど言う通りにするよ」
アイツ「よしよし。この二日間はちゃんと私の言うこと聞いてよね」
僕 「まぁ、、、、、、ね」
那奈の言うことを聞いていたら、いったい僕はどうなってしまうのだろうか?僕はそれが知りたかった。




