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全国大会への特訓
早いもので7月になると二年生以上の部員は全国大会に向けた稽古を始める。
基本、型は準備体操代わりにして組手稽古に明け暮れる。
例えば、連続組手。これは、一人で次から次へ攻撃してくる相手に連続して戦う。
いわゆる、100人組手の一種と言える。
体が守われているとはいえ、スタミナ的には防具の負荷がかかる苦しい組手だ。
主将始め大会に出場する者は、一人で次から来る相手と組手をするハードトレーニングだ。
これを続けていると普段の組手では格違いの力を発する先輩達もマトモに技を喰らう様になる。
最後は、後輩達にぼこぼこに遣られダウンする事になる。
汗が出尽くし、乾燥して、胴着に塩吹く状態になる。
しかし、これで地力が付き、スタミナ負けしなくなるのだ。
トーナメント式の試合ではスタミナの有る無しが勝敗に関わって来るのだ。
こうした稽古を連日積み、修道大拳法部は今年、全国大会が開催される宮崎に向かった。




