表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
宮野君の生徒会ハーレム日常譚  作者: くるみや


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
8/26

第8話 リアル朝活雑談

 今日、GW明けの初日はとても憂鬱である。連休明けという理由もあるが、もう一つ要因がある。一年生徒会にとって初めての仕事があるのである。


 今日から数日にわたって、山梨県高等学校総合体育大会(県総体)が行われる。いわゆるインハイ予選というやつだろう。今日がその初日であり、開会式など大きなイベントが、県内有数の広さを誇る小瀬スポーツ公園で行われるそうだ。


 県総体に出場しない一般生徒は、事前に決められた会場で西高の選手を応援することになっている。一年生は全員小瀬スポーツ公園に来て陸上競技の応援をするそうだ。


 一方、我々生徒会は仕事がある。県総体初日は、県内から多くの高校が小瀬スポーツ公園に集まる。そこで、各高校のパンフレットを交換するのが通例になっているらしい。そのために各高校でテントを立て、パンフレットを配って回ったり、配りに来た他校のパンフレットを受け取ったりする。これが生徒会の仕事である。


 この仕事自体は良い。問題は場所と集合時間である。小瀬スポーツ公園は、俺の家から学校との距離より倍以上離れている。加えて集合時間はなんと七時半。一般生徒の集合時間は十時である。解せぬ。


 日課のランニングをせず早めに家を出て何とか集合時間に間に合うように着いた。


 少し歩き回っていると、西高の制服を着た生徒が何人か集まっている。


「宮野くーん!こっちこっちー!」


 そう大きな声で呼んできたのは風香さんだ。


「おはよう風香さん。危うく迷うところだったよ」

「すっごいキョロキョロしてたもんね」

「見られてたか。恥ずかしい」


 俺が来た時には既にテントが設営してあった。とりあえずテント内にいれば何をしていても構わないそうだ。近くにいた先輩によると、去年と一緒なら俺達はもうほとんどやることは無いらしい。


「暇だねー」

「だなー」


 俺と風香さんは完全に暇を持て余している。隣では悠月、桃さん、陽子さんが愉快に雑談している。


 少し経ったところで塩塚さんと谷口さんがやってきた。


「道が混んでましたー」

「右に同じですわ」


 車社会の山梨の朝は車の量が尋常ではない。それに加えて多くの高校生が小瀬まで送ってもらっているとなるとそりゃ渋滞もやむなしである。


 ちなみに、佐野さんはバスケ部に入っているのでそちらの方へ行っている。


 先輩方も数人いるが、多くは自分の部活で選手として活躍しているところだろう。


 残っている先輩方の中にも男子は少なく二人しか見えない。この学校の生徒会の男女比は一体どうなっているのだ。


 仕事という名の雑談をしながら、時が過ぎるのを待った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ