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第28話 明日への準備
「おお…」
「あんまジロジロ見てんなよ」
目の前に広がる光景に思わず声が漏れる。
明日、嬢として働く悠月、桃さん、陽子さん、谷口さんが衣装に着替え、仕事の確認をしている。
衣装は高校の文化祭で着て良いのか分からないギリギリのラインを攻めた露出の激しいものになっている。
「ねえゆづきー、この衣装ほんとに大丈夫なの?」
「ああもちろん大丈夫さ。校長先生にも許可を取っている」
「盗撮とかされたら嫌だなあ」
「そうだろうと思って、入店の際に荷物を預かるのと黒服によるボディチェックを義務付けることにしたぞ。チェキ有料でやってるからな。簡単には撮らせませんよ」
「さっすが悠月」
どうやって許可を取ったのかは知らないが、とりあえず大丈夫らしい。
「君達裏方の仕事はそんなに忙しくないと思うから安心しな」
「それは良かったぜ」
基本的な接客は黒服の方達がやってくれるみたいなので、裏方の仕事はドリンクを作ることやその他雑務くらいだ。
明日は良い。
問題は明後日。俺が嬢となる日である。




