第26話 文化祭一日目
今日は文化祭一日目。学校近くのコンサートホールを借りて、先輩方による劇やダンス、部活等の出し物をするのがメインである。ほとんどの一年生は、今日は客席で見ているだけだ。
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全ての出し物が終わった。どの出し物もレベルが高く、見ていて飽きずに楽しめた。
明日に備えて今日は帰ろう、と思っていたのだが、明日の準備のために学校へ帰らなければならない。
まあ代表者が俺なんだから、さっさと終わらせてしまおう。
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展示物の配置を完成させ、あとは学校中に掲示する用に作った写真付きのポスターを掲示するだけだ。
「あとは俺がやっとくからみんなは帰っていいよ。お疲れ様。今日は早く寝るんだぞー」
「マジ?ありがとな宮野」
みんなを先に帰らせて音楽でも聴きながらゆっくりやろう。そう思い教室を出たところで
「おーい!みやのくーん!」
風香さんに声を掛けられる。
「今からポスター貼りに行くんでしょ?私も手伝うよー!」
「ほんとに?ありがとう風香さん。助かるよ」
「いえいえー!えへへ」
風香さんのおかげで、早くスムーズにポスターを貼り終えることが出来た。
二人で教室に戻っていると奴と遭遇する。
「おー二人ともー。探したぞ」
「どうかしたの?悠月ちゃん。私達に何か用?」
「明日の準備やるから生徒会室来いよー」
「えー」
「来いよ。分かってるよね?か・な・めクン」
「もちろんですとも」
まだ帰れないことが確定してしまった。そろそろ帰ろうと思っていたところなのに。
「残念だけどまだ帰れなさそうだねー」
「ああ。まったく残念だ」
「私、トイレ行くから先に生徒会室行ってて!」
「そうか。じゃあお先に」
風香さんと別れ俺は生徒会室へと向かう。
「はあー早く帰りてー」
そう言って生徒会室のドアを開ける。
「え」
そこには衝撃の光景が広がっていた。
「「「キャー!!」」」
「ちょっと見ないでよー」
俺の目には着替え中の四人の女の子の姿が映る。すぐにドアを閉める。
悠月が教室から顔を出す。
「今見たよなあ?かなめ。とりあえずこっち来い。な?」
もしかしたら、俺に明日は来ないのかもしれません。




