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宮野君の生徒会ハーレム日常譚  作者: くるみや


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第13話 ハーレム勉強会②

「まずはみんなの学力がどれくらいか知りたいわ。てことで、この前のテストの順位、お・し・え・て♡」


 悠月がかわい子ぶってる。悪寒がする。


「えー。恥ずかしいなー。悠月ちゃんが先に教えてよー」

「私は一位だぞ、塩塚さん」

「くそっ。こんなこと言いだすくらいだからそこそこ勉強出来るとは思っていたが、まさかここまでとは、、」

「はっはっは。てことでみんな、教えてくれ」


 集計の結果、悠月・風香さん・谷口さんが上位グループに、俺・陽子さん・塩塚さんが下位グループとなった。


「頑張ってあいつらをギャフンと言わせようね、宮野君、陽子ちゃん」

「なんか趣旨違くない?」

「二人とも勉強頑張りましょうね!」


 下位グループは良い雰囲気だ。一方、上位グループはというと。


「私が宮野君の担当やる!」

「いいえ、私がやりますわよ」

「さっきからずっとこれだよ。どっちでもいいわー」


 誰が誰を教えるかで揉めているみたいだ。


「もう決まらないからくじ引きやるぞー。二人とも取れ取れ」


 くじ引きの結果、風香さんが塩塚さんを、谷口さんが陽子さんを、そして悠月が俺を担当することになった。風香さんと谷口さんはとても悔しそうにしている。


「さあ、マンツーマン授業を始めようか。かなめ」

「がんばりまーす」

「まず、課題はどこまで終わってるんだい?」

「一つも終わってませーん、っていてっ。叩くなよお」

「まったく。課題を早く終わらせないと私の考えた計画が始まらないんだから、早くしてくれよー」

「ういー」

「明後日の勉強会までに終わらせなかったら、()()をばら撒くからねー。」

「それだけは勘弁してください」

「じゃ、頑張ろっか」

「もちろんでございます。悠月様」


 アレだけは本当にまずい。俺史上最大の黒歴史であるあの写真を悠月が持っている限り、俺は従わざるを得ないのである。


「悠月さん、アレって何?」

「アレはな、かなめの黒歴史画像だ。」

「えー!見たい見たい!」

「それはまだ出来ないな」

「そっかあ。見たかったなあ」

「いつか見せる時が来るさ」

「ほんと!やったね!」


 その”いつか”は一生来ないで欲しいものである。


 その前に、早く課題を終わらせなければ。”いつか”が、”今”来てしまう。俺は時々悠月を頼りながら課題を進めた。

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