死屍累々と・・・
「うぅーーーーー」
「おでこが痛いのー」
2戦目で撃たれた額が痛い
触るとプクッと膨らんでいる
これは内出血起こしてるんじゃないだろうか・・・
手鏡で確認すると丸い内出血の痕が出来ていた
「うひぃーー」
思わず悲鳴をあげてしまった
ヒットしたのが上の方で良かった
これならまだ前髪をおろせばなんとか隠せる
「さっきのゲームはエグかったな・・・」
「クレリック大活躍やったやん」
「全身蜂の巣のされたからいろんな所が痛いわ」
「俺も痛い」
「至近弾はけっこうキツいね」
奥階段で殿を務めたクレリックは3人の集中砲火を浴びて轟沈
韋駄天は中階段攻防戦で側面を突き数名を撃退したがこちらも3人組から至近距離で撃ち抜かれていた
私は撃たれた時寝転んでいた為比較的被弾数は少なかったものの無事とは言い難い
次は下から
初めての暗闇からのスタートである
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遠くから話し声が聞こえてくる
「今回の新人ヤバくないか?」
「ガンガン攻めてくるな」
「恐い物知らずや」
「最近マンネリ化してたから良い刺激になるわ」
「わしゃ張り切りすぎて腰が痛い」
負けはしたものの3人の活躍が話題に上っているようだ
聞こえてくる範囲では評価も良く悪い気はしない
悪い気はしないだけにさっきのゲームは歯痒い
3人とも評価は悪くないようだが所詮は個人プレーである
3人で連携を取れれば良いのだけれど如何せん戦闘スタイルが違いすぎる
私はある程度臨機応変に対応出来るが基本的スタイルはスニーキング
欠点は速力で韋駄天に及ばず体力や筋力ではクレリックに及ばない中途半端さ
韋駄天は瞬足を生かしたアタッカー
欠点は落ち着きが無く命中精度が低いこと
クレリックは体力筋力に優れ重火力の主力部隊かフラッグガードの方が合っていそうだ
欠点は足が遅い
スリーマンセルで進軍するとクレリックに足並みを揃える事になり韋駄天の長所を殺してしまう
クレリックの頑張ってもらい私に合わせるとクレリックが走るので手一杯のなり肝心の射撃が疎かになる
結局3人はそれぞれ別の方向性で攻めるのが効果的なのだ
やっぱり気心の知れたメンバーを増やしたいな
3人では限界がある
その事は2人も痛感したらしい
大階段を下りると暗闇が辺りを包んでいた




