たまには狩りたい
「いやー」
「あんな所に隠れてるなんて思わんかったわ」
「至近距離は痛いなっw」
「クルツで助かったわ」
セーフティに帰ると鉄人達は準備万端で待っていた
「次行こっ」
「次っ!!」
「あのー」
「なんや?」
「フォックス」
「たまにはアタシも狩る側になりたい」
「ほんなら5人くらい入れよか」
「ちょっw」
「半分やったらチーム戦と変わらんやろw」
「それもそうか」
「3人くらいじゃないと隠れる場所少ないよ?」
「やっぱ3人か」
「生贄になる3人は誰やー?」
「ちょっと鉄人生贄ってw」
「普通は入った兎が狩られるもんや」
「うむうむ」
「的確に返り討ちにする兎なんているか?」
「一角兎?」
「アルミラージかもw」
「ラリホーはやめてw」
「隠れる練習でもあるしなぁ」
「なら苦手そうなクレリックとKかな」
「残りはクレイン?」
「連敗中やから汚名は灌ぎたいよな」
「じゃあ決まりだねー」
3人は中央通路を東屋へと向かって行った
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「さてと」
「どう探す?」
「3方向に隠れるんちゃうかな?」
「なら各個撃破だね」
「スタート地点目指してその後は順にクリアする?」
「それが確実かもね」
「いっそ全員で陸上競技場方面廻るとかw」
「フォックスそれは面白すぎやろ」
「なら決定でw」
「了解!!」
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「どう隠れる?」
「さっきはバラバラで各個撃破されたよなぁ」
「ならかたまって迎撃に専念するか?」
「それやと狐狩りにならんやろ」
「数では負けるもんな」
「同感」
「隠れるのに専念して出来るだけ撃たないとか?」
「言ってるクレリックが我慢できるか?」
「善処しますw」
「なら撃たずに隠れてみよか」
「了解」
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「陸上競技場側ってこんな風になってるんや」
「なんか肝試しみたいw」
「姫もムーンも油断してたらいつ撃たれるかわからんで?」
「は~い」
「こっちには誰もいなかったね」
「スタート地点まで来たけど此処からどうする?」
「沢と道路で2手に分かれるのが普通かな?」
「じゃあかたまって行こう」
「鉄人ほんとにそれで良いの?」
「たまにはええやろw」
ぞろぞろと沢を歩きそのまま奥まで歩ききる
「こんな所まで階段無いんや」
「両方とも階段とかスロープはスタート地点の後ろやもんな」
「沢には隠れてなかったね」
「動いてるんかな?」
「ブッシュじゃないかな?」
「よしっ」
「上がろか」
皆で階段を上がり上の道路までたどり着く
「此処からは静かに行こうか」
「了解」
音もなくスルスルと進む鉄人と韋駄天
2人を先頭に私が続く
「あの3人だけ全然気配無いんやけど・・・」
「足音も全然してなくてなんかキモい」
「俺等も頑張って足音消そか」
「わかった」
あっという間に三角州まで来てしまった
まだ銃声処か怪しい音も聞いてない
「やっぱブッシュだね」
「下側のブッシュから攻める?」
「韋駄天と鉄人が勢子に走って動きがあれば全員で撃つ?」
「勢子なら足音させた方が良いよな」
「ならハンターとバンカーの行ってもらう?」
・・・・・・ん?
なんかブッシュの一部が黒過ぎるな
「ハンター」
トーンを落として囁きかける
「どうした?」
「あの辺り黒いのわかる?」
「どれや・・・」
「あのブッシュの切れ目か?」
「撃ってみて」
シュドドドドッ
「ヒット!!」
やっぱりいた
「うおっマジか!」
「アッチの影はどうやろ?」
「アレは違いそう」
「あの木の下辺りは怪しくない?」
「どれどれ・・・」
「アレはマスクっぽいな」
「じゃあ鉄人お願い」
「よしきたっ!」
シュタタタ
「ヒットー」
「また当たった!」
「最後は?」
「どこかな・・・」
不意に韋駄天がシュアファイアで照らし出す
するとブッシュの中にクレインの姿があった
「全艦一斉射撃!!」
「ファイエル!!」
「うぎゃーーーーーーーぁ」
全員の銃声のクレインの悲鳴が重なった
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「結局フォックスが殆ど探し当てたな」
「探すポイントを覚えたら皆見付けられるよ」
「逆に言えばそのポイントを外せば見付かりにくいわけやな?」
「隠れやすいからポイントになるんやけどねw」
「ソコが難しい所やな」
隠れすぎると撃ち難い
撃ちやすい場所だと見付かりやすい
両立出来ている場所だと予測されやすい
潜伏と一言で言っても中々に奥が深く難しい
「さてと」
「次は普通に行くかい?」
「そうやなぁ・・・」
今夜はそろそろ終わりかな
皆に疲れと眠気が見て取れる
チーム戦を2度程こなしてその日は解散した




