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サバゲー狂想曲   作者: せな
第二章 チーム開設
25/81

沢の狐はどう踊る?

「アカン」

「フォックス独りで大概狩られてまう」

「アタシ独りじゃ何もできないよ?」

「さっきも気付いたら回り込まれてたし」


「よし」

「ここらで狐狩りやろかw」

「マジですか・・・」

「広いし何人か入れるか?」

「オレオレ!!」

「またクレインかw」

「もう1人くらい入れよか」

「クレインは全科持ちやからなw」

「俺入ってもええか?」

「ならフォックス鉄人クレインの3人やね」

「10分後に始めるからねー」


「アタシには拒否権無いのね・・・」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「2人ともどうする?」

「こっちでは始めてやもんね」

「今回はやられへんでぇー」


中央通路を下って東屋での作戦会議


「今回はちゃんと隠れる」

「前はちゃんと隠れへんかったんやw」

「固まって歩いてるなら後ろ追いかけるのも手なんやけどなぁ」

「誰か振り向いたらアウトやな」

「今回は固まってる可能性あるけど・・・」

「韋駄天は要注意やね」

「独りで廻りそうやしな」


「こっちは分散しといた方が良いやろ」

「どっち行く?」

「俺は上かな」

「鉄人が上なら俺は下や」

「アタシは必然的に真ん中?」


「そう言うことw」

「せやなw」


2人の声が重なった


「アタシ不利じゃない?」

「フォックスなら大丈夫!!」


「行こか・・・」

意気消沈気味で2人を見送った


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「真ん中じゃあ大して隠れらんないよねー」


東屋からぐるりと見回す

ベンチの影・・・・・・論外

東屋の柱・・・・・瞬殺確定


ブッシュの中のどれかかな


ブッシュその1

芝生と通路やスロープに三方囲まれてて見付かったらアウト

しかも今日使った


ブッシュその2

隠れる場所狭すぎなので却下


ブッシュその3

通路から1段下がってるし上からのブッシュも濃い

沢からは真っ暗で奥まで見えず細く低い木が密集してるからライト使っても視認しにくい


ブッシュその3で良いかな

あそこからなら通路も撃てるし


時間も迫ってきたのでさっさと入る事にした


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


大勢の足音がする

少し遠い・・・・・・

三角州辺りかな?


とりあえず1回はやり過ごす


手持ち武器は

サプレッサー付きのコルポッケ

バックホルスターのM645

ノーマルマガジンのクルツ

デリンジャー


気配が分散したように聞こえる・・・


小走りの足音が中央通路を東屋方面へ向かう

あえて確認はしない

暗闇で目を瞑り耳に意識を集中し続ける


銃声一つ


鉄人かな?


交戦して・・・

沢に飛び降りた?!


こっち来る!!

援護!!


弾けるようにブッシュ際に張り付き東屋を見る

柱に2人


シュドドドドッ

パココココッ


即座に銃声が鳴り響く


プシュップシュップシュッ


「ヒット」

「ヒット?」


的確に2人を討ち取り再びブッシュへ潜む


沢を駆け抜ける鉄人を見送り再び目を閉じる


沢の向こうで銃声が・・・


クレインと鉄人撃ち合ってない?


ドカドカと通路を走る足音達


パココココッパココココッ

シュタタタタタンシュタタタタタン

シュドドドドッシュドドドドッ


此処で撃つって事は・・・?


そっと覗き見ると東屋に3人

ここはスルー


「2人ゲットで東屋に3人?」

「残り2人はどこ行ったのかなぁ・・・」


ブッシュに這いつくばって幹の間から沢を見る


「いたいた」


「真ん中辺りの岩に隠れてる」

「これは狩っとこ」


プシュッ

カッ!


外した

ちょっと遠いな


岩への着弾に頭を振りながら索敵しているのがわかる


もうちょい上目で・・・

プシュッ

コンッ


「ヒット!」


手を上げて出てくる姿に東屋がざわつく

1人は踞り(うずくま)2人は奥手のブッシュへ入った


この子達はスルー


「あんまり狩っちゃうと場所知られちゃうもんね」

「初日から手の内知られるのは面白くないし」


再びブッシュに潜み目を閉じた

程よく眠気が襲ってくる


寝ちゃダメ寝ちゃダメ寝ちゃダメ

ダメーーーーーッ


とりあえず

目は開けておくことにした


目下の敵は眠気だった


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「思ったより来てるなぁ」

「先制攻撃して離脱や」


シュドドドドッシュドドドドッ


「敵発見!!」

「左側任せた!!」

「あのブッシュの影や!!」


パカカカカッ

シュタタタタタン

シュドドドドッ


「撃ち返してきたな」


シュドドドドッ

シュドドドドッ

シュドドドドッ


3斉射すると鉄人は踵を返し芝生を下る

ブッシュを飛び越えそのまま石垣の下へダイブ


ズダンッ!!


降り立つと東屋から銃弾が襲いかかる


「なにくそぉー!!」


左手でM16を乱射しながら更に加速する


2つ重なるヒットコール


「あれ?」

「今の当たったか?」

「まぁ良いか」


腑に落ちないが考えても仕方がない

潜伏場所を襲った4人が後を追ってくるだろう


スロープを上がるかと迷ったがそのまま突き進む


シュドドドドッ


「なんですとぉーー?」


ガサッと言う物音に反射的に翻った鼻先を銃弾が空を裂く


「あれっ?」

「鉄人かスマン」

「クレインかいなw」

「悪い敵つれてきてもたw」


「なんやてー!」


聞くや否や奥へと走り出すクレイン

それを追う鉄人


2人は下のスタート地点までやって来た


「三角州に向かうしかないか・・・」

「陸上競技場側行くわ」

「俺もそうしよ」


2人は揃って陸上競技場側へと消えて行った


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ガサガサッ


三角州近くのブッシュが揺れる

陸上競技場から誰かが上がってきたようだ


シュッ

スサササササッ

チャリッ

スタンッ

スタタタタタッ

ズザッ


2人分の足音

1人はやけに小さい


「1人は鉄人かな」


クレリックは狩人役の癖に三角州の潜伏していた


「よっこいしょ」


シュトトトトトトトッ

シュトトトトトトトッ


「あいたぁっ」

「ヒットヒット」

「ヒットーーー」


「って狩人のお前が何で隠れとんねんw」

「どうせ走り回るやろと思てなw」

「まんまとヤられたわ」


ヒットコールを聞きつけ東屋周辺の3人も三角州へ行ったようだ


私は危機感を募らせブッシュを這い出た私はそのまま沢を渡り下のスタート地点へ急いだ


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「またフォックス1人か・・・」

「なんやろ」

「言っちゃなんやが・・・」

「みなまで言うなw」

「黒いもんなw」


「被害者は沢に集中してるな」

「鉄人追ってた時上のスタート地点には他に誰も居なかったっぽい」

「下の方はクレインと鉄人が撃ち合ったみたいやけど・・・」

「最終的には三角州まで来てたな」

「私が討ち取りましたw」

「クレリックわかったからw」


「更に下には隠れてへんと思うけどなぁ」

「なら上の奥かな?」

「俺が行った時は居なかったっぽいで?」

「なら下か」

「2手に別れよか」

「沢と道路の2正面で」

「了解」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「隠れててもジリ貧かな」


ブッシュを出て素早く通路を渡る

スロープを上がり寝転びながら三角州を覗き見る


「あー」

「いたいた」


即座にスロープを下りブッシュへ分け入る

獣道を這い進んで袋小路の木の下へ


「ここなら見付かっても良いかな」


コッソリ観察しているとやはり2手に別れた

2正面作戦で挟撃するつもりか?

クルツによる一網打尽の対抗策と言ったところか


「とりあえずおいでーw」


影に潜みながらコルポッケを構えて待った


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「俺は陸上競技場方面行くわ」

言うやヒラリとブッシュを飛び越え消える韋駄天


「俺は正面突破かな」

クレリックが道路を走り出す


「俺はスロープ目指す」

ハンター中央通路へ下りていった


「ちょっと待ってよー」

姫はハンターについて行った


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「うん」

「これは撃てないな」


射程に入ったのがクレリック1人

遠目で沢に2人下りたのが見えた

もう1人はよく見えなかったな・・・


4人目が分からない内は控えておこう


とりあえずクレリックはスルー

沢から来た2人はスロープへ入っていくがこれは角度的に撃てない


3人はブッシュを挟んだ直ぐそこで合流した


「おらんな」

「何の反応も無かったわ」

「韋駄天はまだかな?」


シュタタタタタッ


「あれ?」

「皆どうしたん?」


「そっちも空振りか」


「上なんかなぁ?」

「どうやろ?」


井戸端会議状態の4人

まさか直ぐ側の木の影から見られているなんて思ってもいないのだろう


隠れるのにも飽きたな


ゆっくりとクルツを向けると引き金を引き絞った


パカカカカッ


「いたっ!!」

「ヒット!!」

「うわっなんやっ?」

「ヒットー」


シュドドドドッ

パココココッ


「あいたたたたっ!!」

「ヒットヒットヒット」


4対1


流石に撃ち漏らして返り討ちに合ってしまった



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