表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
サバゲー狂想曲   作者: せな
第一章 開戦
2/81

蠢動

定例会参加の意思は伝えてあったとの事だがやはり面通しはしておく必要がある

と言うことで3人連れだってガンショップSへと向かった


「こんにちはー」

「おー」

「こないだの兄ちゃんかM16はどうや?」


店主とおぼしき人物は白髪交じりの角刈りで中肉中背背丈も160cm無いくらいのわりと小柄な人だった


「この前話してたメンバーの2人連れてきました」

「なんやお前らカップルか?」

「それはないです」

「そうか・・・」

見事に3人がハモったので店長が引きぎみで少しバツが悪そうだった


狭い店内の両サイドには各種プラモデルが山積みとなっており、1番奥の天井には古びたライフルが釣り下がっていた

ミリタリー系のプラモデルが多いなと思いながら奥へ進むと通路は左側に折れていた

プラモデルの棚の裏側に隠された通路がありそこには各種電動ガンを初めとするエアガンやガスガンが積まれていた


「そっち側は大人の玩具やから子供は入れんように見張ってるんや」

「ワシはチームメンバーにしか銃は売らん」

「参加するなら分割払いもOKや」


何やら組んでいたギヤを歪な形のケースに収めネジを絞めていく


「アレが電動ガンのギヤボックスやで」


韋駄天の言葉に店長の手元を見ると鈍い銀色のソレにはコードが2本付いていた


んん?


店の隅にある段ボール箱に無造作にマガジンが放り込まれているのを見付けた


「店長さんこの箱のマガジンは何ですか?」

「壊れてるの?」

「あぁ」

「それはゴミや」

見たところ傷が付いてる風でもなく新しいようにも見える

「ノーマルマガジンなんか使いもんにならんからな」

「なんや嬢ちゃんこんなもん欲しいんか?」

箱の中からMP5系のマガジンを見付けていじっていると声をかけられた

「MP5のショートマガジン欲しいんです」

「こんなもんで良いなら持って帰ってええで」

「どうせゴミやからな」


お礼を言いノーマルのショートマガジンを4本貰い受け多弾倉のシングルショートマガジン1本と弾を1袋購入した


「シングルショートなんか止めとけ止めとけ」

そう言われたが既に多弾倉ダブルマガジンを所有していると告げると

「予備くらいにはなるか」

と笑いながら精算してくれた


袋に積めているとクレリックの雄叫びが店内に響く

「これ探してたんやー」

見るとどうやらファマス用のドラムマガジンを見付けたらしく即購入


「兄ちゃんファマスは止めとき」

「モーターがショボいし強くならん」


どうも店長はハイパワー以外は眼中に無いらしい


当時の電動ガンには新機構としてホップアップが導入されモーターも改良されて700となっていた

しかし初期型のファマスは560モーターを搭載しておりバッテリーも7.2vと当時のラジコンと同じ物を使用

ホップアップも無い

これを現行型8.4vバッテリーを使用する事で回転速度が上がり他の銃と渡り合える程度にはなる


「ファマス好きやねん」

「改造セットは売って貰える?」

どうやら自分でファマスを改造する気らしい


「なんや兄ちゃんは自分で改造したいんか」

「ファマスはメカボのバージョン違うから合わへんでも知らんで」


クレリックが改造キットとマガジンを購入するのを見て私もMP5用の改造キットを2つ購入することにした


「MP5ノーマル持ってるんや」

「お嬢ちゃんやったら余所で買った銃でも組み付けしたるで」

ニヤニヤと笑いながら言う店長に調子にのったクレリックが

「じゃあファマスお願いしようかなー」

「男はウチで買った銃だけや」

と被り気味で断られた


バネは当時最強レベル180%を購入


この頃新技術となるマルイの電動ガンに対して他社がよってたかって改造キットを開発販売していた


時代は高価で重いガスガンから軽い電動ガンへと移っていた

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ