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サバゲー狂想曲   作者: せな
第一章 開戦
13/81

蝶のように舞い

大がかりなハンドガン戦は初めての経験だった

私はバックアップ等ガスガンを持ってきていたが韋駄天とクレリックはエアコッキングだけ


バックアップは用意していない


「あらぁ」

「可愛い鉄砲ばっかりね」

「バックアップの銃は大切だよー」


あ・・・・・・・

女豹の姉さんの銃

私の欲しいやつだ


「姉さんそれ」

「ん?」


「ルガーP08アーティラリーカスタム」

ロングバレルにガードの付いた美しい銃である


それを2丁腰にぶら下げている

視線を感じたのか1丁引き抜いて差し出してきた


「撃っても良いよ」


両手で受け取りつぶさに見入る


黄金に輝く美しい彫刻入りのボディ

艶やかに光るマホガニーのアンダーガード

グリップには女豹が彫られた象牙の白いプレート


・・・・・・・って

モデルガン?


「そのリムファイヤが綺麗だから中身にガスガンを移植して貰ったの」


「姉さん」

「これめちゃくちゃ高そうなんだけど」

「ティファニーに比べたら安いもんよ♪」


撃つのも怖いので丁重にお返ししました

良いもの見れた


「貴女も良い銃持ってるじゃない」

本革のホルスターに銃をしまいながら私の銃を見やる


言われてM645を差し出す


「中々渋いところ突いてるわよねw」

「これはサイクロンバレルが良いのよー」

「大事にしなさいね」


相棒を褒められるのは嬉しい

受け取ってバックホルスターへしまう


「貴女まさかメインはソレで行くの?」

「面白い子w」


韋駄天とクレリックがエアコキなのはちょっと不利なのだけれど大丈夫なわけがあったらしい


こちらにはベレッタ93Rが2人もいた

ハンドガンだがフルオート可能な極悪銃である


黄色チームはリボルバーが5人にガバメント・・・


ん?


リボルバー多くない?

つか


アレは「COLTシングルアクションアーミー」に銀色の「バントラインスペシャル」ですか???


カート無しのシングルアクション


皆さん趣味に走ってるねw


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


スタート地点はフラッグ置き場の更に奥、フィールド限界点

反対側は石畳の境界線にある外灯の下


開始の笛が鳴り全員が走り出す

この短距離でも韋駄天は群を抜いて早い

そして驚く事に両手にルガーを握る女豹の姉様は韋駄天と並走している


負けたくないけど追い付けない!!


左へと逸れて障害物に向かう


華麗に舞いルガーを連射する姿は正に

「蝶のように舞い蜂のように刺す」

の言葉がピッタリだ


奇しくも私も同じ2丁拳銃

とは言え私のはシングルアクションである


パシンパシンパシン


「ヒット!!」


両手に持ったデリンジャーで戦う姿は

「蛾のように舞い蚊のように刺す」

と言ったところか


相手も手練れな筈なのにあっという間に姉さん1人で6人討ち取って見せた

私は奮戦して2人ゲット


残りは93Rの2人が討ち取っていた


流石の韋駄天もエアコキでは戦果ゼロの上討ち取られている

クレリックに関しては瞬殺されていた


「やるじゃんw」

「姐様こそ」


一瞬間があったがどうやら「姐様」と呼ばれて照れていたらしい

続く2戦目からは機動力を逆手に取られクロスファイアで討ち取られる


結局数には勝てなかったけれど楽しかった


「サバゲーは死にゲー」

勝って育つよりやられて育つ


深夜も2時を回って流石にお開きとなりそれぞれ帰宅の途に付いた

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