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番外編③

番外編③

セレスティアの研究記録

王城の図書室。

静かな部屋。

セレスティアは机に座っていた。

机の上には

本。

魔導書。

そして

一冊のノート。

セレスティアはペンを走らせる。

ページの上。

タイトル。

赤魔法研究記録

セレスティアは書く。

赤魔法とは

白魔法と黒魔法

二つの均衡で成立する魔法。

通常の魔導理論では

成立しない。

だが

一人の少女が

それを可能にした。

セレスティアは少し笑う。

窓の外。

王都の街。

遠くの訓練場。

リュカがアルベルトと剣の練習をしている。

セレスティアは小さく呟いた。

「やっぱり不思議です」

ペンを走らせる。

最後に書いた。


赤魔法は


破壊の魔法ではない。


均衡の魔法である。

ページを閉じる。

そして

本棚を見る。

そこには

もう一冊の本があった。

表紙。

アルヴェリア王国物語

セレスティアは静かに微笑んだ。

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