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第四十二話

第42話

王都の朝


王都ルミナリア。

朝の光が街を照らしていた。

石畳の道。

行き交う人々。

商人の声。

鐘の音。

リュカは宿屋の窓から外を見ていた。

「大きい街……」

まだ少し信じられない。

自分がここにいること。

エリシアが後ろから声をかけた。

「おはよう」

リュカが振り向く。

「お姉ちゃん」

エリシアは微笑んだ。

「よく眠れた?」

リュカは少し考えた。

「ちょっとだけ」

王都は賑やかだ。

森とは全然違う。

その時。

ドアが開いた。

バルドックが入ってくる。

「起きてるか嬢ちゃん」

リュカが言う。

「どうしたの?」

ドワーフは笑った。

「鍛冶場行くぞ」

リュカが首を傾げる。

「鍛冶場?」

バルドックが指を立てた。

「武器だ」

「約束したろ」

リュカの目が少し大きくなる。

トロール魔石。

ワイバーン魔石。

自分だけの武器。

バルドックが言う。

「魔導短剣」

「今日作る」

リュカの胸が高鳴った。

その時。

窓の外から声が聞こえた。

「おはようございます!」

見下ろすと。

そこに立っていたのは

銀髪の少女。

セレスティア。

元気に手を振っている。

「研究の続きです!」

バルドックが笑った。

「朝から元気だな」

エリシアも微笑む。

王都の生活が

ゆっくり始まろうとしていた。

そしてこの街で

リュカの運命は

さらに大きく動き出す。

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