表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
33/85

第三十三話

第33話

空からの脅威


青空の下。

巨大な影が旋回していた。

ワイバーン。

鋭い翼。

長い尾。

鋭利な爪。

そして鋭い牙。

「ギャオオオ!」

咆哮が空に響く。

リュカは思わず声を上げた。

「大きい……!」

アルベルトの目が鋭くなる。

「Bランク魔物だ」

普通の冒険者では太刀打ちできない。

ガルヴァンが大剣を握る。

「空を飛ぶ」

バルドックが舌打ちした。

「厄介だな」

その時。

ワイバーンが急降下した。

「来る!」

アルベルトが叫ぶ。

「散開!」

巨大な爪が地面を掠めた。

ドォン!!

土が吹き飛ぶ。

リュカが横に跳んだ。

「はやあし!」

赤い光が足元に広がる。

ギリギリで回避。

ワイバーンが再び空へ舞い上がる。

アルベルトが剣を構えた。

「地上戦に引きずり下ろす」

エリシアが言う。

「翼を狙えば!」

ガルヴァンが頷く。

「落とす」

その瞬間。

ワイバーンが口を開いた。

喉が赤く光る。

アルベルトの顔色が変わる。

「ブレス!」

次の瞬間。

炎が吐き出された。

ゴォォォ!!

炎の柱が地面を焼く。

リュカが叫ぶ。

「アル!」

アルベルトは横へ転がった。

炎が地面を焦がす。

バルドックが怒鳴る。

「空のトカゲが!」

袋から何かを取り出す。

魔導爆弾。

導火線に火をつける。

「落ちろ!」

思い切り投げた。

爆弾は空へ弧を描く。

ワイバーンの翼の近くで――

ドォン!!

爆発。

ワイバーンがバランスを崩す。

「ギャオ!」

ガルヴァンが叫ぶ。

「今だ!」

アルベルトが走る。

剣を握る。

ワイバーンが地面に降りた。

その瞬間。

戦場の距離が一気に縮まる。

アルベルトが言う。

「ここからが本番だ!」

巨大な翼の魔物と

五人の冒険者。

空の王者との戦いが

本格的に始まった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ