新生活
あらすじ
縄手 頸、限斬 愛多、
長合歓 笛多の三名は危なっかしくもターゲットの身柄を拘束し、仕事を完璧に終えた。
しかし、そこに現れた不審者によりターゲットは燃やされることとなった。
はぁ…はぁ……。
火は消えた…
「ぅ……な、縄君…もうこの人…」
………
「ん〜…周りにそれらしい人は見かけなかったよ。」
この人は…
「ソイツは一応、SCDPの医療施設に運ぶ。
んー…助からないだろうけどね」
そうですか…
「ん、じゃあ気をつけて帰ってね」
「はい!…縄君、また明日!」
うん。
……他死能力者協会…聞いた事無いな。
ネットにはそれらしいものは……
これ……あのヤクザさんが出てる…
フラットマインド社被害者の会が語る……。
20年前の記事か。
明日帰ってから読も。
「おっはよう!縄君!」
おはようございます。で、この人は?
「おぉ〜!君かぁ〜!」
ぁ…これ、酔っ払ってるやつだ。
まさか、アルコール中毒で死んだ人?
「正解〜!あ、別に能力で酔ってるんじゃなくて〜
ただ飲んでるだけ!あははは〜
ぅ…苦手なタイプ。
「でも、良い人そうだよ!」
それより、そんな酔ってて大丈夫なんですか?
「まぁ〜、今日は水曜日だから〜
死ぬ人も少ない少ない!いや〜、月曜出勤と火曜出勤の奴らには申し訳ないなぁ〜!」
「昨日はずっと寝てる人だったり…色々と個性的だよね」
ね。
「そうそう!今日はお前達が住む寮の紹介だったんだよ〜。寮はな〜基本同期で一緒に暮らすんだ。ここから数キロ先にアパートがあってな〜、そこに住むんだ〜。」
…え、聞いてないんですけど。
「そりゃ言っては無いからな〜。」
「ちなみに私と縄君以外に誰かいるんですか?」
「それがな〜…なんと、いるんだなぁ〜!」
俺達以外に同期いたっけ?
「知らない!」
「いや、お前たちはぜ〜ったい知ってるやつだ。
まぁ、ソイツのことはまた後ででいいんだよ〜。つまりな〜?引越しの準備をしとけよ〜?って言いたかったんだ。」
了解しました。あの、入寮の手続きって…
「…そんな面倒くさいこと知らね〜…まぁほら、今住んでるところの手続き終わったら勝手に来てね〜」
そんなめちゃくちゃな…
「え、じゃあ今日はもう帰ってもいいんですか?!」
「あ〜…うん。いいよいいいよ〜!じゃあね〜!俺は酒飲みに行くぜ〜」
…
「じゃ、また後でね!縄君!」
…うん。
…まぁ、特に持っていくものとか無いけど…。
よく見ると簡素な部屋だな…俺の部屋。特に趣味とかなかったし…。
何を持っていこうかな…生活用品とか…。
よし。荷物まとめたし……あとは手続き諸々か。
ここが……。
「お!朝ぶりだね!縄君!」
…なんか荷物少ないね。
「縄君も人の事言えないよ!」
確かに。それにしても、いきなり引っ越せって…もっと前もって言うべきだよね…
「まぁいいじゃん!それより入ろうよ!」
…そうだね。えーっと、ポストに…鍵…あった。
おー、綺麗。
「意外と広いね!」
電化製品も揃ってますし…机とかその他諸々……..。
準備いいね。
「ね!」
(ピンポーン)
…?誰か来た。
(ガチャ)
「ど、どうもです!」
……誰?




