不信
あらすじ
他死能力協会という組織の存在を知る縄手 頸。しかし、ネット上のどこにも詳細は載っていなかった。
一方、自死能力者組織のSCDsでは、新人の入寮が行われていた。様々な手続きを済ませ、荷物をまとめて部屋に住むことになったが、そこに男の子が訪れる。
……誰?
「…え!?わ、忘れちゃったんですか?!ぼ、僕です…あの、針使ってた!」
あ…君が?!
「えへへ…お久しぶりですね」
「縄君…どうしたの?」
あぁ、この子…あの時の…針の…
「あ〜!…あんまり覚えてないけど!」
「…だれですかこの人。まぁそんなことより…僕も入るんです!SCDsに!」
…三窒さん……あの野郎…連絡とかあっても…
「あ、あの…な、名前ってなんですか!」
縄手 頸。まぁ、気軽に呼んでね。
「縄手さん……じゃあ縄さんでもいいですか!」
あ、うん…別にいいけど
「あ、僕は白針間鉤です!」
白針君ね、よろしく。
「私は限斬 愛多だよ!よろしくね!白君!」
「別にアンタのは興味無いっす」
「?!」
……あたり強いの来たなぁ…。あ、そうだ…白針君は俺と同部屋で大丈夫?
「もちろんです!むしろ一緒がいいです!」
なら大丈夫か。
「…なんか対応違うね」
見るからにショック受けてる…
「そうだ!縄さん、お腹すいてないですか!」
…もうそんな時間か。そうだね、俺何か作るよ。
「僕に任せてください…う、腕には自信があるんです!」
え、いや…子供に作らせるのは気が引けるから…
「じゃ、じゃあ一緒に作りましょう?」
あー…まぁ、それなら
「私も手伝う!」
「別にアンタは呼んでないっす」
……やばい、これヤバいやつだ。
「こ、この……くそがき!」
ま、まぁまぁ…
「縄さん、早く作りましょ」
「はぁ…私は食器出しとくね」
ありがとう。
どうしたものか…。白針君……限斬さんとも仲良くしてあげてね?
「…なんでですか」
ほら、これから一緒に過ごすことになるんだから。
「嫌です…。大人はもう信用しないって決めたんです。あ、その…縄さんは別ですよ!」
……。んー、これは大変だな…。
「縄さん!晩御飯が出来上がりましたよ!」
あ、うん。持ってこっか。
[一方その頃、ある居酒屋では…]
「ふぅー、幸せだ〜…」
「…お兄さん、大丈夫かい?結構よってるみたいだけど」
「大丈夫大丈夫〜!まだまだ酔えるよ〜」
「はぁ…」
「ん…通知…」(ピロン)
「んえぇ〜!?仕事入った〜…グソ〜…。
近くか。……お会計〜」
「え、あぁ…分かりました。」
「また来るね〜」
「はぁ…どうも、お気をつけて……。大丈夫か?アレ」
「あ〜いたいた…」
「誰……だ!」
「SCDsの〜…酒豪の…男の〜……酒楽〜
…好酒呑〜……人呼んで〜…
「長いっ!」(ブォンッ)
「危な〜。やめなよ〜?そんな危ないもの振り回すのはさ〜」
「チッ…ふざけんな…もったり喋りやがって!…死ね!」(ブォンッ)
「暴走状態ね〜…多分、自死かな〜…恐らく刃物だね〜」
「何ブツブツ……言ってんだ!……くそっ、どいつもこいつもそうやって……俺を見て…!」
「まぁ〜そうだな〜……処分かな」(ダッ)
「っ?!早…くそっ!こ、こっち来んな!」(ブォンッ)
「ごめんね」(グシャッ)
「あ……そんな……あぁ……くそ…」
「………報告報告….。
のみなおそ…」




