完治
あらすじ
死後能力を使う男に重症を負わされた縄手 頸。助っ人に、同居人の限斬 愛多が来てくれたが同じく腹を刺され瀕死に陥った。
結局SCDsの人間、岡村 新彦次郎に助けられて病院に運ばれるのだった。
[縄手の怪我から2週間と2日…]
完治だ…!けど…これのせいで全然仕事できなかった…
「安心して!私と白君と一緒にちゃんと稼いだから!」
ありがとう。
それにしても怪我の治りが早かった…なんでだ?
「自死能力者は打たれ強い…とか?」
限斬さんは1週間くらいで治ってたよね?
「うん!」
強…
ただいま
「縄さん!!
心配したんですよ…全く…!」
え、えぇ…。ありがとうね。…何度もお見舞い来てたしそのセリフ二回目だけど…
今日は仕事日!もう暇を持て余さずに済むぞ!
「無理しないで下さいよ?」
「縄君は知らないけど、そういえば今日、日曜の担当は…」
「あ、お二人共…白針さんに限斬さん…来ていたんですね…あ、そちらは…?」
縄手 頸です。
「あ、よろしくね…私は江繋 柱打。能力は、その…ちょっと説明が難しいんだけど…
電気を伝わって機械を操れるの」
機会を…?
「ふ、ふふ…じ、自分で言うのもあれだけど、す、凄いから…み、見ててね?」(ビビッ)
(ピコンっピコンっ…プフルルル…)
え、スマホが勝手に電話して…
「縄君から電話!」
「こ、こんな感じです…」
「そ、その…私の担当の日の…に、日曜日は…ぉ主に調査が仕事だよ」
調査…
「結構忍耐いるよ!縄君」
「初めは辛すぎて死ぬかと思いました」
慣れてるから大丈夫だよ。むしろ得意分野。
[3時間後]
…(ジーーー、カキカキ)
「…」(ジーーー、カキカキ)
これ、本当に江繋さん一人でやってたんですか?
「ぇ?あ、うん。こ、この調査…と言っても、ただ単に膨大な量の監視カメラの映像データを見返すだけの仕事だけど…ず、ずっとひとりでしてた、よ」
死亡する可能性がある人間の監視…これのおかげでSCDsはすぐ仕事に取り掛かることができると…
「え、えへへ…こ、こんな私でも役に立てる仕事なので、く、苦じゃなかったです。そ、それに今は四人でやってるので凄く楽です」
「ふー!縄君終わった?」
うん。今は白針君の方を手伝ってるところ。
「す、すみません…縄さん」
大丈夫。落ち着いてやってこう。
「私も手伝うよ!」
[さらに3時間後]
「あ、ありがとうね、三人とも。す、凄く助かった」
ほぼ江繋さんがやってたけど…
「ね!一人で三つくらいパソコン操作しながら映像みてたね!」
「で、ではまた来週」
「さ、さてと…自死、他死の可能性リストの作成は終わって……」
「そして…ざ、残業。他死能力協会の調査…
……ぁ、やっぱり…最近協会の人が街で何かしてる…
ぁ、あまり仕事増やさないで欲しいなぁ…
事件起こされたら処理が大変なのに…って、あ、あれ?この場所…出入りが多い…もしかして、本丸…




