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じし  作者: Nnnnn
16/18

財布

あらすじ


毎日の週間となったパトロール(散歩)をしていた縄手 頸。

寄り道をしながら歩いていると、協会に関係している男に絡まれるのだった。


数十分前


「んー、誰もいないって寂しいな…

私も縄君に着いてけばよかった。…あれ?」


「あ、縄君財布忘れてるじゃん!もぉ〜仕方ないよね!これは届けに行くしかないよね!」


………

……


「どこ行ったのかな…近くの人に聞いてみよう!」


………

……


「なんかさっきの人、縄君の事聞いたら凄い楽しそうに話してたな…」


「とりあえずここら辺?」


(ゴシャンッ)


「っ?何の音?路地裏から?」




く…そ……


「さてと、優秀な人間は油断せずちゃんとトドメを指しておく…」(スッ…)


「何…してるの…」


「おっと…少々うるさくしすぎたか。もう一人消さないといけなくなるとは…」


きり…ぎり……さん…


「縄君、大丈夫そう?」


むり…


「分かった。すぐ病院に」


「させないよ」(ガシッ、ブンッ)


「…」(シュッ)


(ガギュッ)


「手首から刃…能力持ちか?!」


「そっちこそ…!なんで今拾った鉄の棒が刃になってるの…!」(ガッ)


「何故だろうなぁっ!」(シュッ…ザララッ)


「砂…?」


(ザクザクザク…)


「痛いっ!なにこれ!すごくチクチクする!」


「驚いてる暇はないぞ」(ブォンっ)


(ザシュリ)


「っ…強いよぉ…」


「おかしい、なぜ血が出ない」


「この……!反撃っ!」(ブンッ)


(スン…)


「…え…な、なんで切れないの?!今当たったでしょ!」


「…バレたくなかったのだが…。まぁいい。どうせここで2人とも死ぬ」(スゥ…ペッ)


「うぇ唾…汚…


(ゾリンッ)


「おでこがっ?!…痛"っ!?なんで!」


「お前も腹を切開してやる…」(スッ…)


(ドスッ)


「な……んで?手が……お腹に……刺さって」


「これがホントの手刀…ってワケだ」(ブシュッ)


「…ごめん……縄君」(トサリ…)


「ふぅ…出来れば(コレ)でやりたくはなかったが仕方ない。

時間をかけすぎたな、トドメを指してすぐに離れなければ…



(カコ…カコ…カコ…)



「ん?冷たい…殺気っ!」(バッ)


「いやぁ…三窒殿は"ちょうのうりょく?"ってやつじゃろうか…

まさか本当に、ここに後輩達がいるなんてのぅ…」


「やはりSCDs(スーサイダーズ)か…!」


「如何にも…。身共は岡村(おかむら) 新彦次郎(しんげんじろう)

美しき後輩の仇討ちさせて頂きましょうか」(構ぇ)


「…しかし剣士か、運が悪かったな!」(ブォン)


「悪い事などない…」(フッ)


(斬)


「っ…速い。だが、ダメージは無し」


「なるほど、身共と同じか…ならば」(フッ)


(峰)


「ォグァッ!」


「打撃なら効くじゃろう」


「まさか、ぉ、お前も…斬られて(そうやって)死んだんだな…?」


「もう立てまい…今楽になろう」


「ふざ、けるな…優秀な私が死んでたまるかッ!」


「…んむ…辞世の句はそれか」


「大切な後輩か…俺の首か…選びな!」(シュッ…ナゲッナゲッ)


「ふむ…飛び道具か」(フッ)


(カンっ、コァンっ)


「…逃げられたか。あなや、後輩の出血が酷い。もう片方も出血は無いが深手の傷じゃの。すぐ行かなくては」






……はっ!


「あ、縄君おはよ」


おはよう限斬さん、って痛っ…


「起きたか」


…限斬…さんと…あ、あの…どなたでしょうか…


「この人が私達を運んでくれたんだって!」


「仕事のついで…気にする事などない」


助かりました…


「拙者は岡村(おかむら) 新彦次郎(しんげんじろう)

縄手殿に限斬殿じゃったな、今後ともよろしく頼む」

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