財布
あらすじ
毎日の週間となったパトロール(散歩)をしていた縄手 頸。
寄り道をしながら歩いていると、協会に関係している男に絡まれるのだった。
数十分前
「んー、誰もいないって寂しいな…
私も縄君に着いてけばよかった。…あれ?」
「あ、縄君財布忘れてるじゃん!もぉ〜仕方ないよね!これは届けに行くしかないよね!」
………
……
…
「どこ行ったのかな…近くの人に聞いてみよう!」
………
……
…
「なんかさっきの人、縄君の事聞いたら凄い楽しそうに話してたな…」
「とりあえずここら辺?」
(ゴシャンッ)
「っ?何の音?路地裏から?」
く…そ……
「さてと、優秀な人間は油断せずちゃんとトドメを指しておく…」(スッ…)
「何…してるの…」
「おっと…少々うるさくしすぎたか。もう一人消さないといけなくなるとは…」
きり…ぎり……さん…
「縄君、大丈夫そう?」
むり…
「分かった。すぐ病院に」
「させないよ」(ガシッ、ブンッ)
「…」(シュッ)
(ガギュッ)
「手首から刃…能力持ちか?!」
「そっちこそ…!なんで今拾った鉄の棒が刃になってるの…!」(ガッ)
「何故だろうなぁっ!」(シュッ…ザララッ)
「砂…?」
(ザクザクザク…)
「痛いっ!なにこれ!すごくチクチクする!」
「驚いてる暇はないぞ」(ブォンっ)
(ザシュリ)
「っ…強いよぉ…」
「おかしい、なぜ血が出ない」
「この……!反撃っ!」(ブンッ)
(スン…)
「…え…な、なんで切れないの?!今当たったでしょ!」
「…バレたくなかったのだが…。まぁいい。どうせここで2人とも死ぬ」(スゥ…ペッ)
「うぇ唾…汚…
(ゾリンッ)
「おでこがっ?!…痛"っ!?なんで!」
「お前も腹を切開してやる…」(スッ…)
(ドスッ)
「な……んで?手が……お腹に……刺さって」
「これがホントの手刀…ってワケだ」(ブシュッ)
「…ごめん……縄君」(トサリ…)
「ふぅ…出来れば手でやりたくはなかったが仕方ない。
時間をかけすぎたな、トドメを指してすぐに離れなければ…
(カコ…カコ…カコ…)
「ん?冷たい…殺気っ!」(バッ)
「いやぁ…三窒殿は"ちょうのうりょく?"ってやつじゃろうか…
まさか本当に、ここに後輩達がいるなんてのぅ…」
「やはりSCDsか…!」
「如何にも…。身共は岡村 新彦次郎。
美しき後輩の仇討ちさせて頂きましょうか」(構ぇ)
「…しかし剣士か、運が悪かったな!」(ブォン)
「悪い事などない…」(フッ)
(斬)
「っ…速い。だが、ダメージは無し」
「なるほど、身共と同じか…ならば」(フッ)
(峰)
「ォグァッ!」
「打撃なら効くじゃろう」
「まさか、ぉ、お前も…斬られて死んだんだな…?」
「もう立てまい…今楽になろう」
「ふざ、けるな…優秀な私が死んでたまるかッ!」
「…んむ…辞世の句はそれか」
「大切な後輩か…俺の首か…選びな!」(シュッ…ナゲッナゲッ)
「ふむ…飛び道具か」(フッ)
(カンっ、コァンっ)
「…逃げられたか。あなや、後輩の出血が酷い。もう片方も出血は無いが深手の傷じゃの。すぐ行かなくては」
……はっ!
「あ、縄君おはよ」
おはよう限斬さん、って痛っ…
「起きたか」
…限斬…さんと…あ、あの…どなたでしょうか…
「この人が私達を運んでくれたんだって!」
「仕事のついで…気にする事などない」
助かりました…
「拙者は岡村 新彦次郎。
縄手殿に限斬殿じゃったな、今後ともよろしく頼む」




