暴走する少女
あらすじ
休日を落ち着いて過ごせない縄手 頸はパトロールをして気を紛らわしていた。
そこで偶然飛び降り自殺に遭遇してしまい、結局仕事をすることになった。
「この学校には素行不良の男女二人組の集まりがあるんです。教師でさえ、目をつけられないように、手をつけないようにしている。」
その4人が彼女を虐めていたと。
「…はい。ぼ、僕も…四人に…指示されて…」
…。
「でも、彼女…小野落さんは強かった。虐めに臆さなかった。それがアイツらを逆撫でして…そしてアイツらは…僕に…
…5人だったか。
「違っ、違わないけど…でも!」
本当はもっと色々と込み入った話なんだろうな。お前だけの話じゃ全然よく分からなかった。やっぱり本人に聞かないとな…。
「あいつら…あいつら…」
「うぉっ?!なんだあれ?」
「なにあれ、どうやってんの?」
「はぁ…はぁ…。どうせ、あいつら…変な溜まり場に…。
っ…なんで、痛いの…。浮いてると、身体のあちこち…がっ。」
「あ、降りてきた」
「邪魔!」
「うぉああああ!?」(ドゴッ)
「はぁ…はぁ…」(フラフラ…)
っ!人が壁にめり込んでる…
「ぅ…ぐ…」
近くか…!
クソ…モタモタしてたら、あの子が誰か殺してしまう…
そしたらSCDsが…あの子を…
「みつ…けた。こんな路地裏に」
「あ?…あ、誰かと思えば小野落じゃ〜ん」
「他の奴らは…」
「あぁ、奥で遊んでるよ。なんだ、お前も俺たちと一緒に…
「落ちろ!」
「…ん?身体が…ぁぁああ?!」(ドゴッ)
「はやく…間に合え……」
「間に合……
「物音がしたと思ったら…小野落かよ。驚かせやがって」
「…やっと見つけた…四人とも全員。
…また…今度は別の子を巻き込んでるんだ」
「小野落も混ざるかー?」
「…ふ、ふふ…」
「…何笑ってんだよ気持ち悪…い」
「っ?!浮いてる…?!」
…っ!いた!よし近い!
「はは、っはは!あは、ひっ、ふふ…やっぱり、やっぱり皆死ぬべきだ!屑共は皆、皆!」
「何言って…気味悪…」
「ははは…ふぅ……ねぇ、皆ぁ?空に落ちた事ある?」
「…は?」
(フワッ……)
「おいおい、なんだよこれっ!」
「なになになに!?なんなの!?」
「…はっ、そんな感じなんだ…私が落ちる時はそんな反応じゃなかったなぁ…」
「てめぇ小野落…!今すぐ下ろせ!」
「下ろせって言ってもなぁ…上げてる訳じゃないし」
「はぁ?さっきから何言って」
「今皆上に落ちてるの」
「チッ!訳の分からねぇ事ばかり!」
「そこの配管いつまで持つかなぁ…」
「くそっ、手が…汗で滑って…」
「もう嫌!なんなのよ!
…あっ」
「あはは、残念…落ちたね」
「きゃぁぁあああぁぁぁ…
「マジかよ!?おい!って…ぁぁあああああぁぁ…
「あは、はは…呆気なっ!…私の時と同じだね!」
ヒュルルル…ヒュルルル…ヒュルルル…パシっ
はぁ…はぁ…セーフ…
縄で掴めた…ぞ
「……は?」
流石に三人掴んで、耐えるのは…キツイな…
しかも落ちてるから、上に引っ張られそうだ…
「邪魔…なんでソイツらを救うの?」
理由も無しにお前を肯定してやれない
だから、何があったか教えてくれ
「何が?あぁ、私がコイツらに何されたかってこと?…はぁ…ならいいよ、それで満足して、ソイツら殺させてくれるなら」
「私は……私はそう、私は…




