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029 下層攻略

テスト期間突入だったりで久しぶりの投稿

これからは週1〜3話投稿になります

調子が良ければ週5とか

 SIKABANE side

 

「こんなものかしら」

「ん………解体して、奥に行こう」


 スイの怪我も治ってきて、本格的に下層攻略を始める。と言っても、やることは変わらない。

 この入り組んだ大迷宮を魔物を倒しつつ進み、最下層の入り口を見つけるだけだ。

 魔物も苦戦はするものの、倒せないわけではないから順調に進むことが出来てる。


「また来たわよ」

「ん。おけ」


 ロキルウォードック、さっきからこいつばかりの相手をしている。イメージ的には二足歩行の犬だろうか。完全に犬………というわけではないけど、犬っぽい。

 まぁ、魔物だからってことにしておこう。

 こいつら、一体一体近接戦闘が強いくせに数も多い。魔法の耐性がないから魔法を撃ちまくれば倒せないことはないけど、近づかれたら厄介。

 武器のない僕は、格闘の訓練もあまりしてないし経験もないからキツい。

 避けること自体は難しくない。【回避】のスキルがあれば自動的に体が避けてくれるからだ。

 けど、スキルだけだと限界がある。さっき言った通り僕自身に格闘経験はないから、【回避】に脳が置いてかれていて、回避後の行動が少し遅れる。


「しまっ!グッ!」


 回避した先にいたロキルウォードック、ワンちゃんに一発まともに攻撃を当てられる。

 今みたいに連続【回避】前に攻撃をされる。少ないけど、【防御貫通】待ちがいて防御力を無視してHPを削ってくる。

 いくらHPが多くても貫通されたらガンガン減っていく。


「ちょっと!大丈夫?」

「ん……… 自動回復で回復は追いつく………スイは?」

「流石に武器がないとキツイわね。防御貫通も少なからずいるし、なによりコイツら頭が良い。だんだん連携が取れてきてるから、戦闘開始時はただの様子見だったみたいよ」

「なる………3分………いや、1分。僕のこと守れる?」

「なによ、なるって。………1分くらい余裕」

「ん。じゃあ、よろしくね。イリス」

《了解です。ぶっつけ本番ですね》

「ん。使ったことないけど、どうせいつか試す。氷結魔法Lv.10の【固有結界】ていうの試す」

「………は!?コユウケッカイ!?」


 

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