015 訓練
次の話から会話が増えます
今回はそうでもない
グループを分けした日から2週間ほど経った。
元の世界の服、制服だと訓練や実際の戦いには耐えれないだろうということで色々支給された。
と言ってもゲームでいう初期装備みたいな物でちゃんとした装備は個人の得意戦闘スタイルを把握したらそれぞれで作るらしい。もっと早く欲しい人は1日個別指導で戦闘スタイルを把握して作るらしい。
俺らのグループはいきなりじゃ測れるものも測れないだろうから普通に訓練を受けて、その訓練結果で作ってもらう事にした。
それで、2週間も訓練すればそれぞれのスタイルがわかってきた。
タケとミミさんは完全近接型。
違いはタケがタンクみたいな役割でミミさんはアサシンみたいな機動力重視という所。
サクラさんは後方支援と魔法攻撃、後方支援に関しては最初から持っていた技能の力らしい。
そして俺は剣寄りの剣と魔法を両方使う中距離型のアタッカー。魔法は攻撃魔法というより、撹乱とかに使うような感じ。
魔法を当てるのが下手すぎてそれしか出来ないだけなんだけど。
「みんなぁん!訓練はここまでヨォ!。休憩したらみんなでお茶にしましょオン!」
この少し癖の強い人は俺らに訓練の先生、教官?をしてくれているクリスさん。一応男だけど「心は乙女ヨン」とのことらしい。
癖は強いけど優しい人で、俺らを召喚した国自体には「平和どうこうは納得できるけどぉん、こんな可愛い子達を巻き込むなんて気がしれないわぁん」と、言ってくれている。
訓練自体は厳しいけど、辛ければ休ませてくれるし、よく一緒にお茶をしているを
なんというか、一緒にいて楽しい人だ。
けれど、クリスさんはすごい。訓練で鍛えてもらっていたら今まで的に当たらなかった魔法が少しは当たるようになり、城の兵士の皆さんにも1対1なら勝てるようになってきた。
それは他の3人も同じでクリスさんの訓練で苦手な部分もかなり良い方に伸びてきた。
「クリス姉さん!今日の菓子はなんだ!」
「も〜う。タケちゃんは慌てん坊さんねぇ!。あとでのお楽しみよん!」
タケは何故かクリスさんのことを姉さんと呼んでいる。
まぁ、仲が良い分には良い事なのだろうけど。
タケは一番訓練で鍛えてもらっていたから一緒にいる時間が一番長い。だから姉さんと呼んでるんだろうか?。
ちなみに自主的に一番
「ん〜〜」
「どうしたんだ?ミミさん」
空を眺めながら何かに悩んでいるミミさんが目に入り声をかける。
「ん〜、カバッちってさ〜?漢字に書いたらこうじゃん?」
そう言いながらミミさんは地面に屍と書く。
「そうだな。それがどうしたんだ?」
「ん〜?なんかさ〜…………他にいなかったっけ?」
「どういう意味?」
「んっと〜、なんて言えばいいかなぁ。カバッちはさ、…2人いたりする?」
「…………は?」
「その反応だよね〜…………ごめんね〜?変なこと聞いて」
「あぁ、いや。気にしなくていいよ」
「ホントごめんね〜」
そう言ってミミさんはクリスさん達のところまで駆け寄って行った。
俺がもう1人。その言葉は不思議と頭から離れることはなかった。




