最終話 ただいま
五年後。
母さんが亡くなった。
俺は、母さんを見送った。
そして俺たちは、母さんが帰りたがっていた日本の墓へ、遺骨を納めた。
どうして日本へ戻ることができたのかは、今でもよく分からない。
母さんの願いだったのか。
俺の中にある魂蔵が、最後にそれへ応えたのか。
あるいは、世界というものが、ほんの少しだけ道を開けてくれたのか。
理由は分からない。
けれど、母さんは帰った。
帰れなかった場所へ。
帰りたがっていた場所へ。
かつて俺を残して消えた場所へ。
そして、十二歳の俺が、ずっとどこかで立ち止まっていた場所へ。
母さんの最期は、静かなものだった。
◇
母さんは、窓の外を見ていた。
季節は春だった。
柔らかい風が、修道院の庭を抜けていく。
外では子供たちの声がしていた。
少し離れたところで、陽太の笑い声も聞こえた。
俺とソフィアは、母さんの寝台のそばにいた。
ソフィアは、母さんの手を握っていた。
俺はその隣に座っていた。
母さんの手は、ずいぶん細くなっていた。
五年前、俺がこの世界で母さんと再会した時、その手はもっとしっかりしていた気がする。
けれど今は、まるで風に溶けてしまいそうなほど軽かった。
母さんは、ゆっくりと俺を見た。
「洸太」
「うん」
「いい顔になったねえ」
「そうか?」
「そうだよ」
母さんは笑った。
しわの深い、穏やかな笑顔だった。
「あんたが結婚するところを見られた」
「うん」
「ソフィアちゃんが、あんたのお嫁さんになるところも見られた」
「はい」
ソフィアの声が、少し震えた。
母さんは、握られた手をほんの少しだけ動かした。
「孫も抱けた」
「……うん」
「陽太って、いい名前だねえ」
俺は頷いた。
「母さんの名前から、もらった」
「知ってるよ」
母さんは、少しだけ得意そうに笑った。
「あの子がねえ、ばあちゃん、って呼んでくれたんだよ」
「毎日呼んでただろ」
「何度呼ばれても嬉しいものなんだよ。あんたも、そのうち分かる」
「もう少し分かってるつもりだ」
「そうかい」
母さんは、俺を見た。
その目は、どこか遠くを見ているようで、けれど確かに俺を見ていた。
「あんたが父親になった姿も見られた」
「……」
「不思議なものだねえ。あんなに小さかったあんたが、今じゃ誰かの父親なんだから」
俺は何も言えなかった。
母さんは続けた。
「あたしはね、洸太」
「うん」
「幸せだったよ」
その一言で、胸の奥が詰まった。
母さんは、ずっと後悔していた。
俺を置いていったことを。
帰れなかったことを。
名乗れなかったことを。
近くにいながら、遠くから見守ることしかできなかったことを。
それでも今、母さんは幸せだったと言った。
「あたしは、あんたを置いていった」
「違う」
「違わないよ」
母さんは静かに首を振った。
「理由がどうあれ、あんたは一人になった。あたしは帰れなかった。あんたに寂しい思いをさせた」
「……」
「でもね」
母さんは、俺の手を探した。
俺はその手を取った。
「最後に、あんたに会えた」
「うん」
「あんたが生きていてくれた」
「うん」
「あんたが、誰かに愛されているところを見られた」
母さんの視線が、ソフィアへ向いた。
「ソフィアちゃん」
「はい」
「あの子のことを、よろしく頼むわねえ」
ソフィアの目から、涙がこぼれた。
「はい」
それでもソフィアは、しっかりと頷いた。
「私が、必ず」
だが、その声は途中で揺れた。
「でも」
「うん?」
「でも、お義母さんがいなくなるのは、寂しいです」
ソフィアは、泣いていた。
母さんの手を両手で包み、顔を伏せる。
「もっと、教えてほしいことがありました。もっと、陽太と話してほしかった。もっと、洸太さんのことを……」
「馬鹿な子だねえ」
母さんの声が、少しだけ強くなった。
その声を聞いて、ソフィアが顔を上げる。
母さんは笑っていた。
けれどその笑みは、どこか昔、ミーナが死にかけた時にソフィアを叱った時と同じだった。
「あなたも、もうお母さんなんでしょ」
ソフィアの涙が止まった。
「しっかりしなさい」
それは、突き放す言葉ではなかった。
託す言葉だった。
姉として立てと叱った人が、今度は母として立てと言っている。
ソフィアは唇を噛んだ。
それから、深く頷いた。
「はい」
声は震えていた。
けれど、折れてはいなかった。
「洸太さんのことも、陽太のことも、私が迎え続けます」
「うん」
「何度でも、帰ってきてもらいます」
「うん」
「お義母さんが、そうしてくださったように」
母さんは、少しだけ目を細めた。
「ありがとうねえ」
ソフィアは、母さんの手に額を寄せた。
母さんはそれを見てから、俺に目を戻した。
「洸太」
「うん」
「あんたも、ちゃんと帰るんだよ」
「分かってる」
「分かってない顔だねえ」
「分かってるって」
「そうかい」
母さんは小さく笑った。
「でも、あんたは昔からそうだった。分かっているようで、肝心なところは抜けている」
「ひどいな」
「母親だからね」
その声が、少しずつ小さくなっていく。
俺は、母さんの手を強く握った。
母さんも、ほんの少しだけ握り返してくれた。
「洸太」
「うん」
「あたしは、行くよ」
胸が詰まった。
けれど、泣き崩れることはなかった。
十二歳の夜とは違う。
何も分からないまま置き去りにされるわけじゃない。
今度は、俺が見送る。
俺は息を吸った。
「母さん」
「うん」
「行ってらっしゃい」
母さんは、目を細めた。
そして、子供の頃によく見た顔で笑った。
「行ってきます」
その言葉を最後に、母さんは静かに息を引き取った。
◇
墓地には、春の風が吹いていた。
日本の空は、昔と変わっていないように見えた。
いや、たぶん変わっているのだろう。
町も、人も、時間も、何もかもが少しずつ変わっている。
ただ、俺の目には、ひどく懐かしく見えた。
母さんの遺骨を納めた後、俺たちはしばらく墓の前に立っていた。
ソフィアは、陽太の手を握っている。
陽太は四歳になった。
黒い髪は俺に似ている。
目元は、少しソフィアに似ている。
落ち着きがないところは、たぶん誰にも似なくてよかった部分まで俺に似た。
「ばあちゃん、ここにいるの?」
陽太が言った。
俺は少し考えた。
「そうだな。ここにもいる」
「ここにも?」
「ああ」
陽太は首をかしげた。
「じゃあ、ほかにもいるの?」
「いるよ」
俺は、陽太の頭に手を置いた。
「お前の名前の中にもいる」
陽太は自分の胸を見下ろした。
意味はまだ分からないだろう。
それでいい。
いつか分かればいい。
ミーナは少し離れたところで、墓に向かって手を合わせていた。
その腹は、もう目に見えて膨らんでいる。
ルークは、そんなミーナのすぐそばに立っていた。
少しでも風が強く吹けば支えようとする距離だ。
過保護だ。
だが、昔を思えば笑えない。
こいつは一度、大切なものを失いかけた。
だから、少し過保護なくらいでいいのかもしれない。
墓参りを終えた後、俺たちは近くの公園へ向かった。
なぜ公園だったのか、自分でもよく分からない。
ただ、陽太が遊びたがった。
ミーナも、日本の公園というものに興味を示した。
ソフィアも、少しだけ笑った。
だから行くことにした。
母さんを納めた後で、子供の笑い声を聞く。
それは、罰当たりなことではないと思った。
母さんなら、きっと笑う。
湿っぽい顔ばかりしていると、馬鹿な子だねえと叱られる気がした。
公園には、滑り台とブランコと、いくつかの遊具があった。
陽太は見慣れない遊具に目を輝かせた。
「父さん、あれ!」
「ああ。走るな。転ぶぞ」
「大丈夫!」
大丈夫と言いながら走る子供ほど信用ならないものはない。
陽太は見事に躓きかけた。
その前に、ソフィアが自然に手を伸ばして支えた。
「陽太」
「はーい」
「走らない」
「はーい」
返事だけはいい。
誰に似たのか。
俺ではないと思いたい。
ミーナは陽太と一緒に遊具を見て回っていた。
「これ、どうやって遊ぶの?」
「こう!」
陽太が得意げに説明する。
たぶん間違っている。
だがミーナは真面目に聞いていた。
「なるほど。陽太先生、すごいね」
「すごい!」
ルークがすぐ横についている。
「ミーナ、あんまり無理すんなよ」
「大丈夫だよ。妊娠してるだけで、歩けないわけじゃないよ」
「でもよ」
「ルーク」
「なんだ」
「心配してくれるのは嬉しい。でも、ずっと支えられていると、私がすごく重いみたい」
「そういう意味じゃねえ」
「分かってる」
ミーナは笑った。
その笑顔は、昔と変わらず太陽みたいだった。
けれど今は、その光が少し柔らかくなっている。
ルークは困った顔をした。
昔なら、こういう時に言葉が詰まっていた。
今も詰まっている。
成長したようで、あまり変わっていない。
俺は少し笑った。
その時だった。
陽太が滑り台の方へ走った。
ミーナがそれを追おうとして、一歩踏み出す。
足元に、小さな段差があった。
「あ」
ミーナの体が傾いた。
ルークが振り向く。
だが、ほんの少し遅い。
俺の体は、考えるより先に動いていた。
地面を蹴る。
間に合うかどうかは、考えなかった。
ただ、手を伸ばした。
ミーナの肩を支え、倒れ込む体を受け止める。
その勢いで俺は膝をつき、地面に腕を擦った。
痛みが走った。
だが、それだけだった。
「ミーナ」
ルークが駆け寄る。
「大丈夫か!」
「うん、大丈夫」
ミーナは少し驚いた顔をしていた。
それから、自分の腹に手を当てる。
「この子も、大丈夫」
ルークは大きく息を吐いた。
そして俺を見た。
「悪い、助かった」
俺は腕の擦り傷を見た。
血が少し滲んでいる。
「ああ。間に合ってよかった」
それだけだった。
それだけでよかった。
昔なら、ルークは自分を責めただろう。
俺は俺で、役に立てたことに、どこか救われただろう。
でも今は違う。
誰かが危なければ、誰かが手を伸ばす。
助けてもらったら、礼を言う。
それだけでいい。
「洸太さん」
ソフィアが俺のそばに膝をついた。
「腕を見せてください」
「擦り傷だ。大したことない」
「見せてください」
「はい」
俺は素直に腕を差し出した。
逆らう理由はなかった。
ソフィアは傷口を見て、少しだけ眉を寄せた。
「擦り傷でも、傷は傷です」
「本当に大したことない」
「小さな傷でも、私が治したいのです」
その言葉に、俺は昔を思い出した。
商会で、ソフィアが指を切った日。
俺は、本人が治した方が早いと言った。
それは効率で言えば正しかった。
けれど、ソフィアは嬉しそうに俺の手を取った。
あなたがしてくださったことなら、私はとても嬉しいのです。
そう言った。
グレイスさんも言っていた。
同じ傷を治すだけでも、誰が手を伸ばしたかで意味が変わる。
あの時の俺には、まだよく分からなかった。
けれど今は、少しだけ分かる。
ソフィアの手から、柔らかい光が流れた。
傷口が塞がっていく。
痛みが消える。
俺はそれを、黙って受け取った。
「ありがとうございます」
そう言うと、ソフィアは目を細めた。
「はい」
「こういうものですね」
「はい。こういうものです」
ソフィアは、俺の腕にもう傷がないことを確かめてから、そっと手を離した。
その手つきは、昔と同じで、昔よりずっと自然だった。
俺は助けた。
そして、助けられた。
それだけのことが、今はとても穏やかだった。
陽太は、少し離れたところでソフィアと一緒に遊んでいた。
ミーナもそこに加わっている。
妊娠中だからといって無茶はしない。
けれど、笑いながら陽太の相手をしている。
ソフィアは母の顔をしていた。
陽太が何かを言うたびに笑い、少し危なければ手を伸ばす。
必要以上には止めない。
けれど、見ている。
その姿を見て、母さんの言葉を思い出した。
あなたも、もうお母さんなんでしょ。
ソフィアは、ちゃんと受け取っていた。
俺はそれを、少し離れたブランコに座って見ていた。
隣にはルークがいる。
大の男二人が、並んでブランコに座っている。
絵面としてはどうなのかと思うが、今さら気にすることでもない。
ルークはしばらく黙っていた。
それから、ぽつりと言った。
「なあ、兄貴」
「なんだよ、改まって」
「さっきは助かった」
「普通のことだろ」
「ああ、そうかもな」
ルークは前を見たまま言った。
ミーナが笑っている。
陽太がはしゃいでいる。
ソフィアがそれを見守っている。
「兄貴には兄貴の、俺には俺の普通がある」
「……」
「俺はこれからもずっと、こいつらを守っていきてえんだ」
ルークの視線は、ミーナに向いていた。
そして、その腹に宿るまだ見ぬ命へも向いていた。
「兄貴はどうなんだよ」
俺は、ソフィアを見た。
陽太を見た。
ミーナを見た。
そして、ルークを見た。
「……俺も同じさ」
それは、自然に出た言葉だった。
誰かに必要とされるためではない。
役に立ったと確認するためでもない。
ただ、守りたいと思った。
帰りたいと思った。
そこにいたいと思った。
「だけどよ」
ルークは続けた。
「さっきみたいに、俺一人じゃ取りこぼしちまうことが、これからもあると思う」
「……」
「だから、兄貴」
ルークが俺を見た。
その目は、昔よりずっと大人になっていた。
でも、根っこにあるものは変わらない。
ミーナを守りたい。
ソフィアを大切にしたい。
俺を兄貴と呼ぶ。
その全部が、ルークだった。
「その時は、兄貴が俺を助けてくれ」
俺は頷いた。
「……ああ」
それで終わると思った。
だが、ルークは終わらせなかった。
「それだけかよ」
「何がだ」
「俺に何か言うことはねえのかよ」
俺は、黙った。
風が吹いた。
ブランコの鎖が、微かに鳴った。
目の前では、陽太が笑っている。
ソフィアが、その背中へ手を伸ばしている。
ミーナが腹を庇いながら笑っている。
ルークが、隣にいる。
俺はずっと、助ける側でいようとしてきた。
誰かを助ける。
誰かの役に立つ。
誰かに必要とされる。
そうすれば、自分がここにいていい理由になると思っていた。
たぶん、ずっとそうだった。
母さんがいなくなった夜から。
俺は、自分が置き去りにされた理由を探していた。
自分が生きていていい理由を探していた。
誰かを助ければ、そこに意味がある。
誰かの役に立てば、自分がいることを許される。
そんなふうに、どこかで思っていた。
でも、違った。
俺は、助けられてきた。
ソフィアに助けられた。
あの人は俺に、帰る場所をくれた。
俺が大きなことをしなくても、小さなことをするだけで嬉しいと言ってくれた。
俺が帰ることを、毎日待ってくれた。
ルークに助けられた。
こいつは俺を兄貴と呼んだ。
同じ地獄を知る者として、俺の隣に立った。
俺一人で背負わなくていいと、言葉ではなく生き方で教えた。
ミーナに助けられた。
太陽みたいに笑って、俺たちの逃げ場を照らした。
守られるだけではないと、前へ進む姿を見せてくれた。
母さんに助けられた。
帰ってこられなかった母は、最後に俺へ言葉を残した。
あんたも、ちゃんと帰るんだよと。
陽太にも助けられた。
父さんと呼ばれるたびに、俺は明日へ繋がれている。
この子が笑う場所へ帰りたいと、当たり前のように思える。
俺はもう、助けるだけの人間じゃない。
助けられて、ここにいる。
なら、言わなければならない。
俺は息を吸った。
たった一言。
昔、ソフィアの名を呼んだ時と同じくらい、喉の奥が詰まった。
けれど、今度も逃げなかった。
「……そうだな」
ルークは黙って待っていた。
「ルーク」
「おう」
「その時は、お前が――」
言葉が、一度止まった。
でも、止まっただけだった。
戻らなかった。
「俺を、助けてくれ」
言った。
言えた。
助けてくれ。
その言葉は、思っていたより重くて、思っていたより温かかった。
ルークは、一瞬だけ目を見開いた。
それから、当然みたいに笑った。
「当たり前だろ、兄貴」
俺は息を吐いた。
笑えたのかどうかは、自分では分からない。
けれど、胸の奥にあった何かが、静かにほどけていくのを感じた。
俺一人で守る必要はない。
俺一人で助ける必要もない。
助けて、助けられて。
守って、守られて。
そうやって帰ればいい。
「父さーん!」
陽太の声がした。
俺は顔を上げた。
陽太がこちらに手を振っている。
ソフィアもこちらを見ていた。
目が合う。
ソフィアは、何も言わなかった。
ただ、微笑んでいた。
たぶん、分かっている。
俺が今、何を言えたのか。
この人は、昔からそうだ。
俺が自分でも分かっていないところまで、見つけてしまう。
「洸太さん」
ソフィアが呼んだ。
「はい」
「そろそろ帰りましょう」
帰る。
その言葉が、胸に落ちた。
俺は立ち上がった。
ルークも立ち上がる。
ブランコが後ろで小さく揺れた。
日本の空を見上げる。
ここは、俺の始まりの場所だった。
母さんを待った場所。
母さんが帰れなかった場所。
十二歳の俺が、ずっと立ち止まっていた場所。
でも、今の俺の帰る場所はここではない。
ソフィアがいる場所。
陽太がいる場所。
ルークとミーナがいる場所。
これから生まれてくる命がいる場所。
互いが互いを守り合う場所。
俺はもう、助けることで居場所を作らなくていい。
助ける。
助けてもらう。
そうやって、俺は帰る。
ソフィアのところへ。
陽太のところへ。
ルークとミーナのところへ。
これから生まれてくる命のところへ。
俺にはもう帰る場所がある。
帰るべき場所がある。
帰りたい場所がある。
だから俺は、そこに帰った時に、必ずこの言葉を伝えるんだ。
Fin
本話をもって、本編はひとつの区切りとなります。
リアルタイムで追いかけてくださった皆様、
あるいは近い未来に本話までお読みくださった皆様へ、
厚くお礼申し上げます。
最終話では少し時間を進め、
彼らなりの成長と、それぞれが辿り着いた場所をお読みいただく形で締めくくりました。
書き手としても、彼らがここまで辿り着いてくれたことを嬉しく思っています。
今後は、第18話と最終話の間、
あるいは最終話以降の彼らの物語を、
「後日譚」として投稿していく予定です。
改めて、ここまで彼らの物語を見届けてくださった皆様へ、心より感謝を。
縁 九十九




