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無能貴族の卑怯無双  作者: 雁嵎寺 豪雪
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落ちこぼれ貴族の生まれた日

だいぶ短いです

会話とかないからどう長くしていいかわからなかった。

大魔王歴77年のある日、国1番と言われる預言者によってとある預言がなされた。


「王族の血筋に世界を深き暗黒から救う救世主が生まれる。かのものは勇者にして、魔王を殺す存在。」


数十年前に起きた魔族との戦争で絶滅の一歩手前まで追い込まれた人類は、常に魔族の脅威に怯えていた。魔族には7人の王が存在するが、勇者が殺すのはそのうちの誰なのか、それとも全員か、いずれにしても極めて強大な力を持つ魔王たちにはかつての英雄でさえも敵わなかった。その魔王を殺す勇者が生まれるというのだから世界は歓喜に満ち溢れた。

あぁ、ようやく人類は希望を手に入れたのだと・・・

そしてその予言がなされたちょうど一年後に王家に男児が生まれた。


名を「ソーマ・エリンバラ」


やがて英雄と呼ばれる赤ん坊は生まれながらに極めて強大な魔力を秘めており、数多の精霊たちに愛され、その生誕に大精霊の祝福を受けるほどであった。

 しかしソーマ・エリンバラのあまりにも劇的な誕生のせいで、人々は見逃してしまったのだ。

勇者誕生の予言と同じ年になされた、もう一つの予言を・・・

そして、もう一つの預言も勇者誕生の予言と同じように、予言がなされたちょうど一年後に預言の子が生まれた。

 その日、やがて持たざる者と呼ばれる「リクト・マグナウォーカー」が生まれることとなった




大魔王メギルドの6番目の妃から生まれたその子は、翡翠色の瞳と純白の髪の玉のような男の子だった。


大魔王メギルドの寵愛を最も受けたといっていい第6妃の長男ということもあり、多くの者の関心がその子に集まっていた。

後継者候補の筆頭たり得るのか、それとも出る杭は打たれるのか。
















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