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関東荒野聖  作者: 東武瑛
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海の民

大井は騎馬隊の基地でもあるので、さすがの神谷も突破するのは困難に思われた。

神谷は縄で縛られ護送される事になった。

その時、運河からボートが近ずいて男達が上陸して来た。

 男達はヘルメットを被り、バットを持って騎馬隊に乱入して来た。

騎馬隊とヘルメットの男達の乱闘が始まった。

 ヘルメットの男達は神谷を救い出しボートに乗せ引き上げ去って行った。

「チクショウ。海の民の奴等め」隊長が言った。

ヘルメットを外した男は神谷に言った。

「我々は普段レースをしている海の民です。あなたは思想犯ですか?」

「いや。陛下生存の確認のため、入所しました」

神谷は正直に答えた。

「では皇居に行くのですね。海沿いからの方が安全なので途中まで送りますよ」と海の民の男が言った。

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