83 ゴミ屋敷ダンジョンのボス
これは一体どういうことですかい?
そのプルっとした珈琲ゼリーのような質感は間違いなくスライム種。
ゴミ屋敷ダンジョンでボットモであるクロミズサマが鎮座ましましていた。
「ギョロミズサマ、ギョロミズサマ」
ミルフィーが目の前のクロミズサマに土下座して崇め始めた。
クロミズよ。お前ってば生き別れの兄弟でもいたのか?
さあ、どうだっぺよう――と、俺の中のクロミズが肩をすくめたような気がした。
そうだよね。クロミズが沢山いたらチート祭りだもんね。
それに俺の唯一無二のボットモだから他にいたら困るしな。
それにあのクロミズサマが放つメンタル霊は微量だ。
ということはあれだ。あれはクロミズサマではない。
ミルフィーよ。あれはただのスライムだ。
「ギャギャウ、ミニギョロミズサマ」
ミルフィーが首を振ると長い銀髪が舞う。
だから違うってばよ。あれはただのスライムだっぺよう。
クロミズサマは俺の中に少しとテンドー君の中に大量だっぺよう。
そこにいるのは、ただのスライムのスラ太郎だよう。
「ギャギャウ、ミニギョロミズサマ」
ミルフィーは一向に譲らない。
この頑固さ、一体誰に似たんだよ。
「ギョーリ」
待てマテ俺は頑固ではない。
ボッチイズムに固執するボン固だぞ。
「ギョーリ」
ミルフィーが心配そうな大きな目で俺を見た。
ボッチイズムに固執するのがそんなにいけないことなの?
ええい、そんなことはどうでもいい、これはクロミズではない。
ただのスライムの雑種だ。このままでは全く話が進まない。
夕飯までにダンジョン攻略が終わんぞ。
どうする? このまま知らぬ存ぜぬで先に進むか?
「ギョーリ。ギャメ」
ミルフィーが心配そうに俺を見て、綺麗な指でバッテンを作った。
え? 無視するのダメなん?
「ギョーリ。ギャメ」
ミルフィーが俺の袖を引っ張った。
なんだよ?
「ギョーリ」
ミルフィーは大きな瞳で俺を見るだけだ。
「……」
あ、どこかで見たことあるかと思ってたら、この目は子猫を飼いたいと泣いていた妹の園の目と同じだ。
いやいや流石の俺でもスライムなんか飼えないぞ。
それに魔物のスライムなんて連れて帰って家族になんて説明するんだよ?
「ミエギャイ」
見えない? ああ、確かに魔物は普通の人には見えないからいいのか?
だが見えなくともスライムは餌を食べる。
食欲旺盛なスライム家の食料を摘まみ食いしてみろ、俺が食ったって思われるよね?
しかも風呂にとかにスライムがいてみろ、いろいろ危ないだろう。
だからスライムが見えなくっても家では飼えません。
「ギャアイ」
ミルフィーが落ち込んだ。
「うっ……」
そんな顔してもダメなものはダメです。
俺が一軒家を買って、俺だけの家だったらいいけど。
「ギャイ」
スライムが俺を見たような気がした。
瞳なんてないのに。
連れてってって目で俺を見たような気がした。
だからスライムの雑種なんて飼えないっていってるでしょ?
「ギャア、ギャンジョンでギャウ」
じゃあ、ダンジョンで飼うって?
誰が?
「ミルフィー」
ミルフィーが勢いよく挙手しながら弾んだ。
ダメダメ。ダンジョンにはスラッシュがいるでしょ?
キャラ被ってるから。
スラッシュを呼んだら二匹出てきたらどっちがとっちか分からないでしょ?
「ギャ?」
ミルフィーがスラッシュを思い出したのかハッとして下を向いた。
それにあそこはクロミズサマの神殿で生徒会長と副会長の管理下にあるんだ。
下っ端の俺が勝手なことはできない。
勝手に勝ったことがバレてみろ怒られて、ケーキが食べられなくなるぞ。
「ギュ」
俺の屁理屈説得でミルフィーは諦めてくれたらしい。
「さあ、先に行こう」
「オオオ、オネギャーイ」
ミルフィーが顔の前で手を組んで身体をくねられた。
くっそ。全く諦めてなかった。
「……」
くっ可愛いポーズだ――こんなの知らぬ存ぜぬで無視だ。どんなに可愛くても耐えろ。
俺はその心を揺さぶるプリチー攻撃から顔を背けた。
「オ、オ、オネギャーイ」
ミルフィーが俺の目の前に回り込んでポーズを構えた。
誰だよこんな無視不可能なサイカワ攻撃をミルフィーに教えた奴は――俺だ。
「オ、オ、オネギャーイ オ、オ、オネギャーイ」
連射すればいいっててもんじゃ――くっ。
効いてる。激しく効いてる。
この可愛さに、あがらうことなど不可能。
抵抗するだけ無駄。
「はあ」
分かった、分かったよ。今回だけだぞ?
「ギャッター」
スライムに遭遇する度に拾っていたらスライムのダンジョンになってしまう。
クロミズ、路地裏ダンジョンの地獄門を出せるか?
サムズアップしたクロミズが地獄門を床の上に取り出した。
「さあ、あれがお前の新しい家だ。行け」
「ギケ」
ミルフィーが拳を振った。
だがスライムは無反応だ。
全く地獄門に目もくれない。
スライムが興味を示すものなんて一つしかない。
俺はアイテムボックスからカロリーバー取り出し、地獄門に向かって並べた。
案の定スライムは落ちているカロリーバーを次々と体内に吸収しながら獄門の中に入っていった。
毎回思うのだが、俺のボッチブレインが賢すぎて辛い。
ボッチの東大があったら俺はトップ合格間違いなしだろう。
一つ心配なのは、この地獄門の先のダンジョンはクロガウの支配下のダンジョンだ。
あいつ、スライムを踏みつけなきゃいいんだが?
俺が心配していると地獄門が巨大化し、そこから何か黒いものが飛び出した。
「ガウ」
突如、俺の視界は暗闇に包まれた。
クロガウが俺の顔を噛んだのだ。
おいおい、いきなり噛むなよ。
俺はクロガウを剥がした。
この反応は嬉しいのか怒っているのどっちだよ。
クロガウがベタベタするスライム細胞にまみれた舌で俺の顔を舐めた。
「ガガウ」
クロガウ。スライムを保護したから鍛えてやってくれ。
「ガガウ」
クロガウが、まかせんしゃいと吠えた。
「クロギャウ。ギャリギャトウ。ダイギュキ」
ミルフィーがクロガウに抱きついた。
大好きだと? 俺はそんなこと言われたことも抱きつかれたこともないぞ。
くっそう。クロガウの奴、たいした活躍もしてないのに生意気だぞ?
「ガガウ」
クロガウが何か文句でも? という大きな目で俺を睨んだ。
「……」
い、いや、嫌だなあクロガウさん。今のはただの冗談ですよう。
クロガウさんの活躍は噂になってますよう。
何でも最近できた路地裏ダンジョンのボスになったらしいじゃないですかあ?
それって凄くないですか?
「ガガウ」
クロガウが誇らしげに胸を張った。
なんでご主人様である俺が使い魔のクロガウの機嫌取ってんだよ。
お前が気を使えよ。ミルフィーもそうだが主人を敬う気持ちはないのか?
「ガガウ?」
何か問題でも? ――クロガウが首を傾げた。
いや、あの、その、ななな何でもありません。
「ガガウ」
よとしい――とクロガウは満足した顔で地獄門に帰って行った。
「ギャイギャイ」
ミルフィーが呑気に手を振った。
まあ、ゴブリンも鍛えているようだし、スライムも心配ないだろう。
たまにはカロリーバーを持って行こう。
それより夕飯までには帰りたいから急ぐぞ。
「ギョイ」
暗殺者山口に聞いたこのゴミ屋敷ダンジョンの難易度は恐ろしく低い。
違う。俺達が強すぎるのだろう。
俺達は落とし穴を軽々と飛び越える。
矢が出る罠が作動するも俺達が通り過ぎた後だ。
そもそもどんな罠もボッチレーダーの前では意味をなさない。
俺は全方位レーダーにより罠の場所もダンジョンの構造も掌握しているのだ。
もう誰も俺達は止められない。
クロミズの眷族である俺達は無敵。こんな些細な罠では止まらないのだ。
俺はゴミ屋敷ダンジョンの曲がり角にボット細胞を引っ掛け、アンカー代わりにして直角に曲がる。
ミルフィーも同じようにボット細胞のフックをかけて方向転換している。
ゴブリン達は俺達に気付く前にボットガンで粉砕されメンタル霊の霧となる。
暫く進むとミルフィーがある一点を指した。
「ギョーリ。ギョスベヤ」
だがミルフィーが指さす方向には何も無いぞ。
「ギャチガエタ」
ミルフィーが指を指した方向と反対側にボス部屋らしき扉があった。
わざとかな? ボケてるのかな? まあいいや。それよりもうボス部屋?
早いな、といっても実はここは三階層目だ。
俺達は圧倒的な速度でダンジョンを踏破していた。
そう、こんな俺でも少しずつ成長していた。
さあ、ボスを倒してさっさと終わらせよう。
だが油断するなよ。ボスは別格だ。ゴブリンなんて目じゃないぐらい強いからな。
俺はミルフィーに先輩面して忠告するがそこにミルフィーの姿はない。
「……」
なんとミルフィーは先にボス部屋の扉を開けて突入していた。
――って人の話を聞けよ。
俺は慌ててボス部屋に突入するとメンタル霊が吹き乱れ、俺の短い髪を揺らした。
メンタル霊が凝縮し、何か黒い輪郭を形成した。
ゴミ屋敷ダンジョンのボス。
それは巨大な豚の頭を持った巨人だった。
豚タウロス? 違うあれはオークだ。
だがその色は黒い。真っ黒でボスっぽい。クロオークだ。
ボスは黒いってのが流行ってんのか?
クロオークからは膨大なメンタル霊が噴出している。
こいつは弱くはないな。むしろ強敵だろう。
「ミルフィーがギャル」
え? ちょっと待って。
ミルフィーが飛んだ。
その手には巨大な黒い斧、黒牛守の黒炎断罪斧があった。
ミルフィー気を付けろ。
「アギャギャギャ」
クロオークがミルフィーを見て笑った。
「ギャハハハハ」
ミルフィーも笑いながら巨大なクロオークに斬りかかった。
怖いんですけど。
笑いながら戦うって完全戦闘種族の覚醒バトルじゃん。
膨大なメンタル霊をオーラのように纏ったミルフィーは死の天使。
小さく綺麗な口が大きく開いて綺麗な歯がメンタル霊の光を受けて白く光る。
その目は爛々と狂気の光を放っていた。
怖くて美しい。
いつもの可愛いドジっ娘のミルフィーは何処に行ってしまったんだよ。
クロオークはミルフィーの攻撃を斧で弾き、丸太のような足で蹴り上げる。
三メートルを超える巨漢のクロオークに蹴られたミルフィーは派手に吹っ飛んだ。
「ミルフィー」
「ギャマイ」
甘いと言ったのだろうか? ミルフィーはそのまま体を反転させ天井を蹴った。
そしてクロオークに向かって落下しながら加速する。
クロオークが笑いながら斧を振り上げる。
空中での軌道修正は不可能に近い。
「アギャアギャ」
クロオークは勝利を確信したように卑劣に笑う。
だがミルフィーはクロミズの眷属だ。
ボットハンドを伸ばして壁を掴むと空中で横にスライドする。
「アギャ?」
驚くクロオークの攻撃をあっさりかわしたミルフィーは伸びきったクロオークの腕に黒炎断罪斧を振り下ろした。
金属音がボス部屋に転がった。
「グガアガァアガアガ」
肘から先の右腕を斧事失ったクロオークが狂ったように叫び暴れ回る。
だが冷静さを失ったクロオークはもはやミルフィーの敵ではない。
ミルフィーはそのクロオークの足に向けて黒炎断罪斧を水平に一ミリのブレもなく真っ直ぐ振った。
「アガア」
太い電柱のようなクロオークの足は抵抗することなくミルフィーの黒炎断罪斧を受け入れ、通り過ぎた。
そしてそれを支点にして巨体が傾く。
ミルフィーは黒炎断罪斧を垂直に振り上げた。
そこにクロオークの首が吸い込まれるように落下した。
それで終わりだった。
鮮やかで艶やかな戦いだった。
俺はこの一瞬の戦いに息をするのも忘れて見惚れていた。
メンタル霊が狂ったように噴出し、ミルフィーの美しいシルエットを際立たせる。
同時にゴロンと大きな音を立てて転がったのはオークの頭と胴体。
ミルフィーは俺の下位加護を持っていると言っていたが冗談じゃない。
これはもう俺の完全上位加護だろ。
「ギャッツケタ」
ミルフィーが斧を肩に構えて笑った。
可愛くて強くて方向音痴のドジっ娘でゴブ語しか話せないなんて、もう主役級の強キャラじゃん。
ボッチしか個性のない俺を圧倒するほどの主役感。
ミルフィー。俺はとんでもない使い魔を生み出してしまったのではないだろうか?
ボス部屋に溢れたクロオークのメンタル霊がミルフィーに吸い込まれた。
同時そのメンタル霊が俺にも舞い降り、俺の経験値にもなった。
え? なんで?
「ギャーティー」
ミルフィーが笑った。
パーティー?
そうか、俺達はパーティーだった。
主人と使い魔――それは共有意識下で連結されているパーティーと同じだった。
つまりミルフィーが倒した敵の経験値は俺も得られるのだ。
漁夫の利。棚から牡丹餅。なんでもいい。とにかくミルフィー様々やな。
これならもサクッと倒して俺にも経験値分けてくだせい。
俺は心の中でミルフィーに揉み手した。
「ギョイ」
ミルフィーが敬礼する。
その可愛いミルフィーの後ろには巨大な魔石とクロオークの斧が残されていた。
俺は魔石を拾った。これは高く売れそうだ。
「ギョーリ。ギョレハ?」
ミルフィーが斧を指さした。
「欲しいのか?」
「ギャイ」
ミルフィーは斧を軽々と手に取ると顔に近づけて表裏と裏返す。
そして満足げに頷いてから構えた。
「ダギュルギャックス、ギョーリとギッショ」
ダブルアックス、俺を一緒だと?
そうだね。一緒というか完全に俺より強そう。
クロミノタウロスと倒したクロオークの斧を構えるミルフィーは美しかった。
ああ、今すぐ抱きしめてやりたい。
ああ、それはセクハラで斬られるから止めておこう。
その前にボチコミュ障の俺にそんな度胸はない。
「帰ろうか」
「ギャイ」
ボスを倒せばダンジョンから出られるはずだ。
さっさと脱出して夕飯でも食おう。
「……」
「ギャヘ?」
だが一向にダンジョンから出れる傾向はない。
ん? 何かがおかしい。
今ボスを倒したはずだよな?
だがこの違和感は何だ?
この残尿感みたいな感覚はなんだ?
「!」
ミルフィーまだだ。
「ギョエ?」
床から膨大なメンタル霊が噴出する。
部屋中が溢れたメンタル霊の煙で溢れる。
しかもこれはクロオークのメンタル霊を圧倒するメンタル霊。
それが暴風となって吹き荒れる。
「……」
やっぱりクロオークはボスじゃなかったようだ。
「ミルフィー気を付けろ。ボスが来る」
「ギョヘ?」
ボス部屋の壁が天井が広がっていく。
ボス部屋が拡張しているのだ。
ダンジョンはメンタル霊で構成されている。
メンタル霊が強大ならばダンジョンも強大となる。
「くっそ」
このメンタル霊は俺が知っている中でも最大級。
地域最大級のメンタル霊が溢れていた。
「ギョーリ」
ミルフィーが心配そうに俺を見る。
案ずるな。敵は強いかもしれない。
だが俺達はもっと強い。
それに倒せば膨大なメンタル霊を得られるチャンスだ。
「アーッハッハッハッ。おいしそうなの見つけだがや」
メンタル霊の暴風の中から恐ろしい声がこだました。
その声には恐ろしいメンタル霊の言霊が宿っているようだった。
声だけで怯みそうに、降参したくなる。
ダメだ。負けるな。まだ戦ってもいないんだぞ。
戦う前から負けるなと、漫画の中の諸葛孔明先生も言ってたような気がする。
ヒトキレボッチモード。
俺の身体をクロミズの加護が覆う。
ヒトキレボッチモード――それはA級霊トレーサーレベル。
「最大口径ボットガン」
そしてボスが姿を現す前に俺はアイテムボックス内の河原の石を高速で発射した。
メンタル霊の暴風の中に吸い込まれるボットガン。
わざわざ姿を現すのを待ってあげないんだからね。
先手必勝。戦う前から勝て。
俺は拾った河原の石を全部発射した。
衝撃波が俺の短い髪を揺らす。
メンタル霊の暴風がさらに暴風となって巻き上がる。
「むしゃむしゃ」
だが俺の放った凶悪な攻撃をよそに楽観的な声が響き渡った。
「え?」
効いてないだと?
唖然とする俺の体に、何かが伸びてきて何かがごっそり奪われた。
「まあまあだがや」
なんだと? 何が起きた?
これはテンドー君にクロミズを奪われた時と同じ感覚。
まさか? メンタル霊を奪われた?
力が抜けた俺はダンジョンに膝をついた。
「くっそ」
クロミズ無事か?
俺の中のクロミズがサムズアップした気がした。
キンミズサマと黒牛守もサムズアップしたような気がした。
良かった。俺のボットモ達は無事のようだ。
メンタル霊だけを奪われた?
「ギョーリのギャタキ」
仇って俺はまだ死んでないんですけど?
ミルフィーが黒炎断罪斧とクロオークの斧を水平にしながらメンタル霊の暴風に突っ込んだ。
ミルフィー待て。慌てるな、敵の姿も見えないんだぞ。
「いただきまああす」
「ギャワ」
ミルフィーが飛び退いた。
その手には何もない。
ミルフィーの綺麗な白い手からは黒牛守の巨大な斧である黒炎断罪斧とクロオークの斧が消えていた。
「ギョーリ、ギャックスがギャベラエレタ」
ミルフィーの武器が食われた?
ボス部屋に吹き荒れていたメンタル霊の暴風が止み、その中から何かが現れた。
それは巨大で凶悪で残酷で、そして見たことも感じたこともない強大な威圧を放っていた。
俺のボッチ肌にボチ肌が立つほどのメンタル霊容量。
キリヒメサマ級? いやそれ以上か?
「ギョーリ」
ミルフィーが泣きそうな声で俺を呼ぶ。
「ミルフィー下がれえええええ」
「我は魔王アバドンだがや……全てを喰らい尽す暴食の王だがね」
お読みいただきありがとうございました。




