面接 早く終わって~~~
やっと、国の名前が決まりました。
他にも決めてない事が多々ありますが、UPしながら追々に(^ ^)
「今度は私が質問しても良いですか」
「ええ、どうぞ」
「まず、私は此処で暮らしても良いのでしょうか? さしあたって、出来る事が判らないので、収入も無く、当然税金なども払えません。仕事に付けるよう努力は致します、それまで待っていただけますか?」
働かざる者喰うべからず。って、言うもんね。
「その様な事は、お気に為さらずに。知人も居らず、何も知らない世界にいらしたのですから。是までの方々も、我が国「ファンバルーセ」が保護をして来たのです。私共の方で藤倉殿には、不住無き様にいたします。御安心を」
ホッとした。と、同時に気を引き締めねば。
ノートに有った様に国が関与して来るなら、行く行くは、この国に何かしら貢献しなければいけないわね。
私に何が出来るかしら・・・ 私という者に付加価値を付けないと・・・
何か・・・・・
「・・・藤倉殿、私の屋敷に来ては頂けないだろうか」
・・・? お宅訪問では無いわよね。
「どういった意味でしょう? やはり此処に居てはいけ無いと云う事でしょうか?」
「いけ無いと云う事では無く、女性一人では何かと不便でしょうし。何より一人というのは不安では無いですか?」
一人では暮らし難い処なのかしら。そんな事は少しも書いてい無かったけど・・・
「確かに町から随分と離れていますね。でも、行き来が出来ないという距離では無いようですが? 其れとも、何か危険な事でも?」
「いいえ、此処は神域なので誰しもが立ち入れる場所では無いので寧ろ安心です。我が領土は治安も良いと自負しております。だが昼間は良くとも夜に話す相手も居ないのは寂しいでしょう、当家にいらして下されば侍女が居りますので慰めになるのではと」
おお~~『神域』ときましたか。先輩の読みは当たっていたね。『神』が私たちを呼んでいたんだ。
ま、それは置いておいて。そう云う事か。この人は、私を普通の女の子だと思っているのね。
何か、可笑しいわね。
「大丈夫です。向こうでも一人暮らしで、出来る事は自分でしていました。其れに、この様な家は憧れだったので楽しみなんです」
ええ、一人が良いです、邪魔しないでください。私に干渉しないで。1つの空間に長時間誰かと居るのは嫌なんです。そろそろ帰ってほしいし・・・
「ではこちらが整うまで屋敷に来ていただく事は」
「住んで見ないと自分に必要な物が解りませんもの」
でも、言われている事も尤もなのよね、何も無いのもね。
「あの、明日何方かに町を案内して頂けないでしょうか? あと、職人さんも紹介して頂けたらと思います」
「勿論案内します。職人というのは何を・・・」
「ストーブを使いたいのですが、煙突が使えるか点検してほしくて」
「判りました。直ぐに手配します、暫しお待ちを。カリーネ、私が町に行って職人を連れてくる間に、不都合が無いか部屋を点検しておきなさい」
「畏まりました」
バル様はそう言い置いて、サッサと馬に跨り颯爽と行ってしまった。
ええー! そりゃー すぐにも使いたいから早いに越した事は無いけど、明日で良いよ・・・
一人になりたい、花いじりたいよ・・・
空しくも私の希望は叶いません。残されたのは私とナイスバディーなお姉さん。
「改めまして、私カリーネと申します。麻奈様、部屋を見て回っても宜しゅうございますか」
ええ、宜しゅうございますよ。私はそろそろ限界に来てるので、勝手に回ってほしい。
ニコニコ顔のカリーネ様とは対照的に、私の顔は引き攣っていたかも・・・ 本当に限界なの。
「ストーブの問題さえ解決すれば後は食料だけなので急がなくても平気だと思うのですが・・・」
私の言葉を大変驚いた顔で却下され、狭くは無いけど広くも無い部屋を連れまわされた。
「先ずこの家全体に絨毯が必要ですわね。家具や飾り棚、装飾品もいりますし。この壁に大きな鏡を飾りましょう。此方には絵が数点必要ですわ。台所も鍋や食器が全然足りません、取り敢えずコップは二十客ほど用意いたしましょう」
はいー!? 何ですかその数は? 取り敢えずっていう事はまだ増やすつもりですか? パーティーでも開くつもりですか。必要無いです! 普通は5客でしょ私的には多いけどさ。誰も呼ぶつもり無いから。
無いですよ。2回言いましたからね。
「絨毯はラグマット・・・ ストーブ前やテーブルの下、ベッド回りの部分的な物で良いです。家具や装飾品も今すぐには要りません。2階に等身大の鏡は欲しいですが、壁に飾る絵や飾りは要りません。鍋も追々使い勝手の良い物をゆっくりと探します。食器は使い慣れた物を持ってきているので必要無いんですが、大小のお皿を3枚位とコップは5人分ぐらいで良いと思います」
私はカリーネさんの見積もりに悉くダメ出しをしていく。
「お待ち下さい! 料理をお出しする際その都度洗っていては、麻奈様をお待たせしてしまいます! また、室内に装飾品が無ければ、お客さまに侮られてしまいます」
「カリーネ様、それは貴族の場合ですよね、私は平民なんです。料理は自分で作りますし、基本ワンプレートで収まるので大丈夫です。知り合いは居ないので招く客はいませんし、出来る頃には少しずつ飾りも増えるでしょう」
カリーネさんは唖然とした表情で
「・・・カリーネと・・・ そうお呼び下さい・・・ 使用人を置かないなんて・・・」
「私の事も麻奈と呼んで下さい。私平民なんで自分の事は自分でします」
可愛げ無くってごめんね。
脱力してる可哀そうなカリーネさんに、心の中で手を合わせていると、バル様が職人を連れて戻ってらした。職人さん、息切れしているよ大丈夫だよね?
煙突点検中に説明を受けたところ、異世界人は「侯爵」に準ずるそうだ。一大革命でもしろっていうんですか! そんな知識無いですからね! どれだけプレッシャー掛けるんですか! 気が重いですよ!!
取り敢えずは現状維持という事でお願いし、明日「三の鐘」日本時間で八時ぐらいに迎えに来ると言って帰って行った。
「疲れた・・・・ 明日は振り回されない様に欲しい物をリストアップしよう。ああっと、此処の文字を覚えなくちゃ・・・ 面倒臭いなぁ・・・」
重い気分を立て直し、異世界初のバスタイム。身も心も温まり、お日様の香りのお布団にダイブ。極楽でした。
ちなみに夕食は、レトルトカレーとパックごはん、某スナック菓子をお湯でふやかしたマッシュポテトです。
此処まで読んで下さり有難うございました。
ど素人の文章なので、ブックマークが付いているのにビックリです。
スローペースですが、これからもお付き合い下さい。
更新していないのにブックマーク増えてる (゜Д゜) ありがとうございます。




