表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
41/67

炎獄宮攻略その②

 神殿ダンジョン内に響くミュエルの声で近くを彷徨っていたモンスターが近づいてきてしまった。


「どうするんだよ!」

「知らないわよ、宗一郎が相手をしなさいよ」

「何で俺なんだよ、模造召喚とやらで戦えよ!」

「嫌よ、あれ疲れるわ」


 ミュエルは不機嫌のままである。

 

「じゃあ下がってろ」

「わかったわよ!」


 鉄球に貼り付けられていた紙の内容にミュエルはお怒りのようで、下手に話し掛けることが出来そうにない。

 それにいつもより態度が悪い。

 取り敢えずは素直に命令を聞いてあげるとしよう。

 

「フィール手を貸してくれ、試したいことがある」

「いいですけど何ですか?」

「いいから手を貸してくれ」

「はい、これでいいですか?」


 フィールが手を俺の前に出す。

 一応だが確認の為に聞いておくことがある。


「ミュエル、神姫装束アフレイアドレスは防火能力あるよな?」

「当たり前よ、五大元素全てを攻撃を防ぐことが出来るはずだわ」

「なら好都合だ、フィール燃えろ!」

「え、いやですよ! ちょっと待って下さい!」


 急いで逃げようとするフィールを捕まえて、すかさず手にルーンファイアの炎を灯す。

 するとメラメラと左手が燃え始める。

 

「あつ……くないですね、これはどういうことですか?」


 フィールの手は燃えているわけだが、神姫装束アフレイアドレスの効果で熱さは通さないようだ。

 それに見た所手にも以上はなさそうだ。


「いわゆるほのおパンチだな、ポケ○ンみたいな感じで面白そうだ」

「「宗一郎……」」


 蓮と若葉は息を揃えて呆れている。

 我ながらよく出来た物だと思うのだが何がいけなかったのだろう……。

 

「宗一郎! 後ろ!」


 蓮が慌てて俺の後ろを指を指していた。

 それを見て振り向くと、某RPGゲームでみる可愛い悪魔のような感じのモンスターが槍を突き立ててきていた。

 俺は何とか間一髪で避けすぐに体勢を整える。

 そしてフィールに指示をする。


「フィール! ほのおパンチだ!」

「え、は、はい!」


 フィールはモンスターに燃えている方の手を握り思いっきり殴りこむ。

 するとモンスターは神殿ダンジョンの壁にめり込み焼け焦げていた。

 それと同時にフィールの手から炎が消える。


「さすがLv.24のフィールだ」

「何を言っているのですか?」

「こほん、気にするな」


 取り敢えず新技『ほのおパンチ』の完成だ。

 しかし一回ずつ手に炎を灯すのも一苦労なので、少し工夫する必要があるな。

 しかし少しおふざけが過ぎていたので当分自重することにしよう。

 そんなことを思いながら俺達は、神殿ダンジョンの奥へと再び進み始めた。


少しフィールで遊び過ぎました、少し自重します。

誤字・脱字などがありましたらお知らせください

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ