第31章 宮園社長の本音
コンサート終了後、美織の家族と宮園社長と筒井マネージャーは新潟芸術の月岡温泉華凰へ宿泊した。全員温泉に入り食事の時間になった。豪華な食事だった。愛以外はお酒が入り場は和んだ宮園社長が本音を吐露した。「うちはレコード会社がタレント事務所をしてるからCDがリリースしやすいだから今まで早いペースでCDをリリース出来たが第2弾シングルで頭打ちになった。予想外だった。すまん。もっとイケイケで行けると思った。でもアルバムは好調ただ。色物でリリースしてるせいだ!カバー曲集は著者権料がバカ高いあまり利益に繋がらない。美織の良い部分が見せられると思いリリースして来た。今後は美織自信が今まで通り作詞作曲スタイルをとるか他の作詞作曲家に頼むかになる。俺は美織には大学へ行けと言って来た。万が一売れなくなった時の為だ?勉強しておけば将来潰しが利くからな?大学院まで出てほしい。美織は俺の後輩だから国立音大を出ればその先は色々は仕事が出来る。この業界に居ても良いし作詞作曲家になって他の歌手に曲を提供しても良いし、音楽関係の事務所を開いても良いし、学校の先生になっても構わない。美織は今後をどう考えてる?聞かせてくれ!」社長は美織の目をじっと見つめた。「なるべくなら長くやりたいけどいつかは落ち目が来るからそのタイミングで歌手は辞める。そして、副業が出来る私立の中学校とか高校の音楽の先生になる。そして結婚する。大学院まで行く。大学院卒業までに歌手を続けるか辞めるかを決める。丁度25歳なので?」美織は全員の前で決意表明をした。「美織、君の気持ちは痛い程わかった。有り難う。これで俺も次のステップに移れる。新人を発掘する。」社長は全員の前で宣言をした。美織の父親と母親も少しは安心して胸をなで下ろした。愛はこれで医者の道を安心して歩きだせそうだった。皆お酒が程よく回っていた。筒井さんはうつらうつらし始めていた。「社長、めぼしい新人いるんですか?」美織が社長の目をじっと見つめた。「今は居ない!美織だけだ!美織が25歳までとすると今年中に捜さないといけない?駄目ならオーディションてもやるか?筒井さん。」社長は筒井さんに話をふったが半分寝ていたから何も聞いていなかった。モニャモニャ言ってるだけだった。「今日はこの辺でお開きにするか?」社長は皆の顔を見てニヤリと笑った。全員、食堂から各自部屋に帰った。美織は今年も紅白歌合戦とレコード大賞の出演の内定は貰っていた。




