第27章 ファンミーティングの開催
ファンミーティングが開催される渋谷のホテルは朝から大騒ぎだった。実行委員会会長日村ととりまきの設楽と伊藤と畠中と若林、春日の四人はクラウドファンディングで集めたお金でやりくりし、フラスタ、バルーンスタンド、衣装などを用意した。ステージの真ん中にグランドピアノをレンタルし急遽ドラムセットは事務所から運ばれて、セッティングした。約2000人の椅子を用意してVIP席10席を用意した。メッセージカード2000円やブロマイド500円やチェキ2000円やTシャツ3000円などのコーナーを常設した。すべて生誕委員会が管理運営する。運営委員会が準備している所へ美織と宮園社長と筒井マネージャーが会場入りした。運営委員会会長日村が出迎えて楽屋まで案内した。「日村さん。ご苦労さまです。今日1日宜しくお願いします。」美織が日村の顔を見て笑顔で微笑んだ。「はい。任せて下さい。良い生誕祭に致します。」日村も美織の顔を見てニヤリと笑った。少し不気味だった。美織はこいつに襲われかけた過去がある。「楽屋のお世話係の伊藤さんと変わります。」日村はそう言って楽屋を出て行った。楽屋にはスタイリストとメイクがすでにスタンバイしていた。美織は二人の耳元で「おはようございます。」とささやいた。「こつらこそ宜しくお願いします。」と返事が返っててきた。「衣装は生誕祭委員会の方で作って頂きました。真紅のドレスフリルが中々可愛いですよ。」長谷川が美織の顔を優しく微笑んだ。開始時間になり美織がステージ上に立つと大きな歓声が沸き上がり、司会の生誕祭委員会の伊藤が美織を紹介した。美織はVIP席を見ると愛と父親と父親とFBI捜査官の三人が居た。美織は軽く会釈をした。「まずはじめに、本日は、こんなに素敵な生誕祭を開いてくださり有り難うございます。生誕祭委員会には特に感謝致します。今日は楽しんで行って下さい。」美織が挨拶をし大きく頭を下げた。司会の伊藤が「まずは、梅澤美織さんによる歌の披露になります。曲は工藤静香のブルーベルベットと恋一夜です。たまに違う美織を皆さんに見てもらいたいとの事でご本人の希望になります。ドラムは社長の宮園さんが演奏します。」紹介があると社長はアドリブでドラムを叩いた。見事な演奏だった。「宮園社長有り難う御座いました。続きましまて歌とエレキギターは梅澤美織!」紹介と共にアドリブでエレキギターを弾いた。見事なテクニックだった。「はじめはブルーベルベット!どうぞ。」伊藤が曲を紹介した。「1.2.3」と美織カウントを刻むとエレキギターの演奏ではじった。次に恋一夜を歌って、いつもと違う雰囲気の歌だったがファンの反応はよかった。美織のエレキギターはかっこよかったしイカしていた。演奏がおわると拍手喝采で会場中が盛り上がった。続いてオリジナルアルバム収録曲を歌う、美織はエレキギターを社長に渡して自分はピアノの前に座った。オリジナルアルバム曲20曲をライブで披露した。演奏がおわるとスタンディングフォーベーションでファンが美織を迎えてくれた。続いてホイットニーヒューストンのオールウェイズラブユーとラントゥユーの2曲とセリーヌディオンのオールバイマイセルフの2曲を歌ってライブは終了した。その後は、ファン同志のミーティングが開かれ美織もその中に今後の活動やら抱負やら希望を述べた。ここで5月20日につくばNOVAホールでのコンサートがある事を正式に発表した。また、今日歌った工藤静香の歌や他の日本人歌手の歌のカバーアルバムを出したいと希望をかたった。「森高千里、工藤静香、中森明菜、小泉今日子、中山美穂、ミスオージャ、水樹奈々、碧井エイル、浜田麻里、レベッカ等」




