第40話 第七章【ホラー】染み#1
ぽち『皆さんこんばんは、ぽちです。最近、まだ三十度はあるものの、今までのようにひどい暑さはなくなってきましたね。
少しずつ秋に近づいてきたのかな。』
白夜「いや、でもやっぱまだ暑いよ。」
ぽち『アイスはまだ欠かせませんね。新しい季節、秋になったらやりたいこといっぱいやりたいですね。』
白夜「じゃあ、今日はなにか新しいことを挑戦するようなお話?」
ぽち『いや、そうね・・・物件も決まったからちょっと引っ越そうかと思っててね・・・。』
白夜「じゃあ、こんな話にしなよ。」
ぽち『・・・・・・・・。やだ、引っ越すの怖くなるじゃん。』
白夜「でも、ホラーの王道よ。」
ぽち『・・・・・クソが・・・(# ゜Д゜)それでは皆さん、こんなお話はいかがですか?』
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これは・・・俺が新社会人になって、初めて一人暮らしを始めた時に起こったお話です・・・。
まだ、社会人になりたてなので、そこまでお給料も高くなく、家賃が二万円台の安いアパートに引っ越すことになりました。
今の職場は長く続ければ一年ごとに給料は高くなるようなので、会社の近くの格安アパートをずっと探していて、不動産屋さんを何件回ったか分からないほどです。
初期費用も高い物なので、なんとか初期費用も安くならないかと交渉していると、一件の物件を見つけたのです。
初期費用五万、家賃二万四千円、管理費二千円の所でした。
『あるじゃん、安い物件。』
「いや・・・ここは・・・。」
相手は気弱そうなおじいちゃんだった。一押しすれば大丈夫だと思い、おじいちゃんのお話を遮った。
『もうここに決定!!内見行きたい!!』
押し切って、ほぼ強引に内見に行き、綺麗でけっこう広々した部屋でした。
少し、壁にシミがついていた気がしましたが、そう言うのは俺は気にしない主義だったので、俺は強引にここに決めたと言いました。
「いや・・・ここはねぇお客さん・・・。」
おじいちゃんが何か言おうとしていましたが、俺は遮った。
『もう、客がここにするって言ったんだよ!!ごちゃごちゃ言うなよな!!』
俺は昔からこういうところがあり、自分の意見を押し通す癖があった。だから、結構勝手なことを平気でして、学生時代は不良とつるんでいたくらいだ。
こういう強引なところは今の職場で営業職をやり始めたが、客の意見を聞かず爺さん婆さん関係の客に強引にいつも保険に入れさせていつも俺は営業の成績はトップなんだ。
だから、そんなところもあって、この二万円台の格安物件にほぼ強引に契約してしまいました。
あの時・・・この不動産屋さんのおじいさんの話をしっかり聞いていれば、あんな怖い思いはする事はなかったのだと・・・本当に思いました・・・。
「おい、長居!!お前ひとり暮らし始めたんだって?」
高校時代からの悪友からそんなラインをもらった。
『おう!!なんと家賃二万四千円!!そして管理費二千円!!』
「マジかよ・・・なんか出るんじゃね?」
「お前いかつい顔している割には怖い話とか苦手だもんな!!」
と、友人たちに茶化されてしまった。
『う、うるせぇな!!そんな昔の話してるんじゃねぇよ!!』
そう言いながら、その言葉をラインで返信しました。すると・・・右側の壁に小さい点のような染み?なのか・・・黒いものがついているのを見つけました。
『なんだこれ。』
俺は一度指でゴシゴシ拭いてみましたが、汚れは落ちませんでした。
『んだよ、内見の時こんなのあったけな。まぁ、いいか。』
俺はあまり細かいシミなどにはさほど気にしない人間でした。この時見つけた染みを気にしないでそのままにしていました。
まさか・・・あんな怖ろしい体験をする事になるとは・・・夢にも思いませんでした・・・。
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ぽち『ねぇ~~~!!引っ越すの嫌になるじゃん!!』
白夜「でもねぇ、安い家賃の物件なんてホラーの王道じゃん!!まぁ、頑張れ!!」
ぽち『はい、今日はここまでです・・・。あ~やだ・・・どうなるんでしょうね・・・。もうコメントする元気もないわよ・・・。
続きはまた後日に・・・。それでは皆さん、おやすみなさい。』
第40話/END




