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プロの技 納期よりも 安心を
「プロなら、納期厳守が第一だ」
という者はいる。しかし、さまざまな要因で納期通りにいかないことは多い。個人的には、納期よりも客の安心が第一だと思って仕事をしている。
相手は素人だ。どんなに説明しても、納得されるとは限らない。一ケ月の仕事であれば、毎週できたところまで見せる。あるいは、その後の客の作業に影響を与えないように仮出荷する。
客が我慢するのではなく、客の仕事が進むように配慮する。意識違いによる手戻りもある。傷が浅いうちに対処することが必要だ。
仕事ができるからプロというわけではない。客に信用されてこそである。仕事での信用とは安心である。納期に完成しないことはよくある。仕様が決まらなかったり。「使ってみないとわからない」客は素人だからあたりまえだ。
道具というのは操作感が重要だ。従来の方法に慣れた者に全く新しい操作は違和感がある。いかに、従来の作業の流れを残すか。そのうえで、機械にさせられる部分の効率化を図る。
客が、操作より安全を望むなら安全性を、応答速度を重視するならシミュレーション環境を提供しながら、完成させる。納期というのは、意外と必達ではない。誰もが、余裕をもって計画する。恐れているのは、後戻りだ。最後に頓挫したら、代わりを探すには苦労する。




