一目五先生、日本に行く②
とある日、またまた飛頭蛮から手紙が届いた。今では飛頭蛮の手紙を仕事の糧にして日本に行くための軍資金を集めている。
さてさて、今日はどんなことが書いてあるのかな。中から2枚の手紙を出して1枚目の手紙を読んだ。
1枚目、これは前に手紙をもらった時に疑問に思ったことについての返事だ。僕が手紙で飛頭蛮に質問したのは、アニメ好きで人間の友達の名前は何か、というものだ。飛頭蛮は、この前の手紙で「妹のようだ」と書いてあったから、女の子で間違えはないけど、同じアニメ好きだし、僕としては、一応、その子の名前を知りたかったから聞いた。
その子の名前は 宮川 萌香だそうだ。飛頭蛮が手紙で書くには、小柄で目が大きく、とーっても可愛い女の子らしい。
文章から飛頭蛮の興奮は伝わった。なぜなら、興奮し過ぎて字が震えているからだ。
さてさて、1枚目を読み終わったところで、2枚目を読みますか。
2枚目には、職場の事が書かれていた。メリー先輩のことはもちろん書いてあったよ。そして、僕が一番気になったのは岸涯小僧先輩という男について。どうやら、この男は飛頭蛮の頭で遊んでいるらしい。しかも、ことあるごとにちょっかいをかけて来て飛頭蛮を困らせているそうだ。
「岸涯小僧め…」
日本に着いたらまず初めに、この男の匂いを嗅いで重い病にしてやる。
飛頭蛮を虐めたこと後悔させてやるからな!




