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一目五先生、日本に行く③~完結~
軍資金が、あともう少しで集まる!
ということは飛頭蛮に会える日が近いと言うことだね。と、喜んでいた矢先、ある日突然、今、巷で噂の盗っ人キョンシーに僕が今まで苦労して貯めて来た軍資金を全て盗まれた。
しかも、仕事から帰って来て部屋に入ったら目の前に盗っ人のキョンシーがいて、鉢合わせ。
僕は何が何でも飛頭蛮に会うために稼いだお金を取り戻そうとしたけど、その盗っ人キョンシーは煙幕やら催涙弾を使って来て、結局はお金を取り戻せなかった。
ショックだよ。だって、あと一歩で飛頭蛮に会えるっていうのに、会えないって悲しすぎる。盗っ人キョンシーに盗られた物はもう2度と戻らないと聞く。
いつまででも、悲しみに浸ってはダメだ。こんな時、飛頭蛮ならどうする。きっと、飛頭蛮なら得意技のカンフーを使って盗っ人キョンシーをコテンパンにするだろうけど、生憎、僕にはそんな力がないから無理だ。
だから、僕は決めた。もう一度、働いてお金を稼ごう。飛頭蛮と会える日は盗っ人キョンシーによって延ばされてしまったけど、僕は頑張る。
「待っててくれ飛頭蛮〜」
僕の声は山に響いた。




