表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生エルフの天才美少女科学者、料理概念ゼロの世界で家庭料理無双始めました ~研究に集中したいだけなのに、飯テロ聖女と勘違いされて困ってます~  作者: 藍埜佑
第5章:キャラバンと饗宴と料理の連鎖

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

49/281

第5章7節: 主菜降臨:米と肉と魔法の融合

「うわあっ、なにこれ! 美味しい!」

「こんな味、僕、初めて食べたよ!」


 前菜スープとサラダに舌鼓を打つ二人を横目に、私は主菜の準備に取り掛かっていた。買ってきた米を使う。これを、異国の香辛料と、森で獲れた鳥肉(リリアが以前持ってきてくれたもの。ジャーキーにして保存していた分を戻した)を使って、炊き込みご飯――ピラフ風に仕上げることにした。


 鍋に油と刻んだ香味野菜、そして数種類の香辛料(ターメリック風、カルダモン風、クローブ風)を入れて炒め、香りが出たら米を加えてさらに炒める。米が透き通ってきたら、鳥肉と、採取しておいたキノコ類、そして浄化水と塩、魚醤もどきを加え、蓋をして炊き上げる。火加減は魔法で精密にコントロールし、弱火でじっくりと蒸らす。


 炊き上がるまでの間にもう一品。紫色の根菜を使った料理だ。これは、薄切りにして、少量の油でソテーすることにした。味付けはシンプルに塩と、黒胡椒に似た香りの実を砕いたもの。火力を魔法で瞬間的に上げ、表面は香ばしく、中はホクホクとした食感を残すように焼き上げる。


 さらに、デザートも用意しよう。買ってきた綿のようなキノコ。これは、軽く蒸して、例のベリージャムと樹液のシロップをかければ、面白い食感のデザートになるのではないか?


 ピラフが炊き上がったようだ。蓋を開けると、黄金色に輝く米と、香辛料、鶏肉、キノコの芳醇な香りが立ち昇る。見事な出来栄えだ。


 紫根菜のソテーも、香ばしく焼き上がっている。キノコのデザートも準備完了だ。


「できたぞ。主菜と、食後のお楽しみだ」


 私は次々と料理をテーブルに並べた。ピラフ、ソテー、そしてデザート。前菜と合わせて、ささやかながらもコース料理の体裁が整った。


 リリアとカイは、目を輝かせ、ゴクリと喉を鳴らしている。その反応を見るのは、やはり悪い気はしない。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ