表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生エルフの天才美少女科学者、料理概念ゼロの世界で家庭料理無双始めました ~研究に集中したいだけなのに、飯テロ聖女と勘違いされて困ってます~  作者: 藍埜佑
第13章:究極の一杯を求めて:味噌ラーメン開発秘話

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

135/237

第13章10節: ラーメンの先の探求

 アッシュウッド村に、ささやかなラーメンブームが到来した。村人たちは、リリア親子から教わった基本的な作り方を元に、それぞれが独自の工夫を凝らし始めている。森で採れる山菜をトッピングにしたり、干し肉から取った出汁をスープに加えたり。その創造性は、時に私の想像を超えるものもあった。


 私は、そんな村の様子を微笑ましく(そして、時々アドバイスを求められて面倒に思いながらも)見守りつつ、自身の研究へと戻っていた。


 味噌ラーメンの成功は、私に大きな満足感を与えてくれた。

 だがそれは、ゴールではない。むしろ、新たなスタートだ。


 発酵という深遠な世界の入り口に立ったに過ぎない。味噌も醤油も、まだまだ改良の余地がある。麹菌だけでなく、酵母菌や乳酸菌といった他の有用な微生物も、この世界には存在するはずだ。それらを見つけ出し、培養し、パンやヨーグルト、チーズ、そしてさらなる発酵調味料へと応用していく……。


 考えるだけで、研究テーマは尽きない。


 麺料理も同様だ。


 ラーメンだけでなく、うどん、蕎麦、パスタ……。

 様々な種類の麺と、それに合うスープやソース。可能性は無限に広がっている。


「食」の探求は、すなわち「文化」の探求であり、「科学」の探求であり、そして「生命」の探求でもある。この異世界で、私はその奥深さと面白さを、改めて実感していた。


 やれやれ、静かな研究生活は相変わらず遠いようだが、この騒がしくも刺激的な日常もまた、悪くないのかもしれないな、と私は思うのだった。

 次は何を作ろうか。そんなことを考えながら、私は新たな食材のリストアップを始めるのだった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ