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転生先は三代目魔王さまです  作者: 神坂将人
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オークションバトル

 ロランドへ歩を進み、しばらくして、目的地へと着く、そして今…


 『さあ、やってまいりました月一のロランドオークションッ!!司会進行はお馴染みの私、NATSUKIがお送りいたします。今日も掘り出し物が盛り沢山、皆様はほんの小さなお金でお宝や海外の名産品を勝ち取れるかもしれません。さあさあ、ではでは、早速行ってみましょう!!』


 司会の女性はハイテンションで会場を沸かせながら、売り手のアピールをしながら会場は更に盛り上がりを見せている。


 なぜこのような事になっているのかは、ロランドで情報収集をしている時に遡る。


 数時間前、町の人々へゴスペルの事を聞いていたが、特にめぼしい情報はなかったが、村長会議というものが行われて、そこにはやや遠方の村からもその代表が会議に出席しているらしい、その人なら何か有益な情報が聞けるかもしれないと思い、その会議場に行ってみると。


 「へぇ、そんなわざわざ遠い所から来たのかい、こんな辺鄙な所までご苦労なこったねぇ」


 話を聞いてもらおうと会議が終わってから話を聞いてもらうと、その村の代表者たちは知っている、知らないなどとも答えず、明らかに不審者を見るような目でみられていると、その中でも最年長であるだろう。女性の老人が口を開いた。


 「でも、よそ者にそんな事を教える義理はないね」


 「まぁまぁ、ババ様落ち着いてください、このような差し入れまでご用意してくださったんです、そう邪険にしなくてもよいじゃありませんか」


 老人の介護だろうか後ろに控えていた青年が言う。


 「ふん、お前さんは黙っていな、これは私たち村の長である私たちの事さね。お前さんにはまだまだ先の話だ。ご先祖様たちや、あの神童様が豊かにしたこの土地によそ者がずかずかと入り込んで、荒らされるなんて、とても不機嫌な事さね、お前さんにはこの気持ち理解できんのか?」


 「でも、この人たちは事情があってわざわざ訪ねてきたんです少しくらい…」


 「黙りなっ!!私らはあんたのような何でも軽く信じるような奴は大嫌いなんだよっ!」


 「ババ様、お気持ちは分かりますが、少し落ち着いてください、まとめ役のあなたが興奮して体調を崩してしまうとこれから先の事もありますでしょうに」


 二人の言い合いを制止するように中年の男性が話に入る。


 「さて、客人、済まなかったね、ババ様は古風な人でね村の尊厳や伝統を何よりも重んじる人なんだよ。でも、俺たちもほぼ同じ気持ちだ。あんたらの事情がどうであれ、必要最低限の譲歩があれど、教えるわけにゃいかねぇ。」


 「そんな…どうかお願いします!知らずとも、私たちには少しでも情報が欲しいんです」


 「さっきも言ったが俺ら村長七人の過半数が賛成でなけりゃあ…」


 「では、こういうのではどうでしょう?」


 一人の女性が提案する。


 「今日は私が主催するオークションの日ですよね。そのオークションの商品にこの方たちが持って来たものをオークションの商品として出品してもらうんです!それで私たちがこの商品の原価よりも高い値段がついたら、同伴という条件付きで許可する。というのはどうでしょう?」


 しばらく静止が続いたが、何かを考えてから、口を開き…


 「いいだろう、しかし、原価を超えるなんて生易しいものじゃダメさね、少なくとも原価の二倍以上、それが条件さね、それと生もの、作物、その他は分けて出品しな、内二つが原価の二倍以上だったら、同伴で許してやるさね…まぁ、精々頑張るんだね。ほら、行くよ馬鹿孫」


 「あっ、待ってよババ様…っ!」


 青年は申し訳なさそうな顔で軽くお辞儀をしながら、老人の後を追う。


 他の人達はお茶を飲んだり、何も言わずに立ち去ったりして行く。


 「ささっオークションはまだ時間はあるけど、ほらほら、会場まで案内してあげりゅから、こっちこっち」


 オークションを計画した女性が手を掴み、強引に引っ張っていく。それに抗いもせず、引かれるがままに連れていく。


 そしてつられた場所は、サーカスのような大きめのテント見た目より中は大きく、客席には100人は入れそうだった。


 「出品者は裏にいないとダメだからね。こっちこっち」


 更に手を引かれて壇上の裏側に回る。


 「そうそう、それらの原価を教えて、それとこれは出品者番号、番号が呼ばれたら、商品持って壇上に上がってね、それじゃあ、私は司会だから準備しなくちゃね。バイピー♪」


 そう言うと女性はそそくさと走り去ってしまう。


 「…嵐のような娘だったな」


 「そうですね。ひとまずは信用させてもらうにはオークションにこれらを出して高額で売りつけた方がいいってことになるんですかね?」


 「正直なところ、魔人をオークションとして売り物にしたほうが儲かるんですが…出来ませんよね」


 「コラ!ホビル、そういうことを言うんじゃない!」


 「この大陸は奴隷制度がない、そのような奴隷売買は違法だろう」


 「奴隷って言っても人権はあるから、扱いが大事って制度で今は奴隷自体稀少種だからな」

次回2月8日月曜日予定

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